≪Mのシステム=「ま・み・む・め・も」の封印を解く≫ その7
・マネー(ミリオネア・マインド)の封印を解く! 675という意識レベルから、「お金」に対する真相がどんどんわかってきたのです。 ところで、松下さんの意識レベルは700です。 80年前の世界恐慌の時にその貴重な教訓を学ばれ、その後の大きな嵐を何度も乗り越えられたのが松下幸之助さんだと思います。 すべての現象やものに感謝を深め、周りの人に良くなってもらい、その結果として自分も良くなる! 自分が良くなってから人に勧める!とか、良い事が起ってから感謝する!という今までの三次元の常識から・・・。 良いと思った情報はとにかく多くの人に勧める!良き事が起きる前から感謝を深める! これが今の瞬間に生きることになり、奇跡が起きる原動力になるのです。 「お金」は、神が人類に与えた罠(わな)の様な試しの道具でもあり、心を映す鏡なのかも知れません。 ほとんどの人はこの罠にはまり、醜いエゴの心の中をこの鏡に映して生涯を終えてしまいます。 それとも、生まれてくる前に今度こそは!!と、自分でシナリオを書いてこの世に生まれてきたのに、同じ罠(わな)にはまり、もう一度やり直し!!と、何度も繰返しているのかも知れません。 「お金」のために、若いうちから自滅してしまう人もいます。けれども、心構え、入手の仕方、考え方、使い方などに、「お金」の意識レベルに同調するように心がければ、「お金」は集まってくれて、尊敬の対象にもなり、永続的な繁栄にもなるのです。 日本は戦後、高度成長期からバブル時代にかけて、西洋の科学や思想そして、文化など、すべてを盲信してきました。 目的のためなら手段は選ばない!とにかく大勢の犠牲者を踏み台に一部の勝者だけが勝ち残れる!という競争原理が世の中を動かしていました。 今でもそうですが、それでは心が豊かにもなれないし、真の成功にもならないのです。 例えば、1987年に堤義明氏は、経済誌『フォーブス』に、世界一の富豪と書かれました。堤義明氏はそれ以来、4年間も連続して世界一の大富豪になっていました。 資産総額は、日本円で3兆1,500億円で、この時の世界のベストテンには、松下幸之助氏が9位で入っていました。 松下さんの資産総額は約3,000億円で、堤氏の10分の1なのに、両者の納税額は、松下さんが6億9,761万円にたいして、堤氏は2億4,468万円と3分の1しか払っていません。 資産総額からしたら、松下さんの30分の1ということになります。 堤義明氏が君臨していたコクドは、40兆円という土地を所有しながら、納めた税金は1,300万円にすぎず、政財界を通じて30年間も不正をしてきたので・・・・。 堤義明氏は、70歳を過ぎてから逮捕され、会社は潰れて2年間も牢獄に入れられ晩節を汚しています。 対照的に、松下幸之助氏は、69歳の時に、会社が苦境に陥ったので、現役復帰して、わずか半年間で、難局に道筋をつけていました。 この年には、米「ライフ」誌が、大きく「松下幸之助とその事業」を特集しました。 特集の中身では、1、一流産業人、2、高額所得者(所得番付第1位) 3、大思想家、4、大出版人、5、ベストセラー作家と、5つの顔を持つすごい人物で、世界史上には類例がないと書かれました。 その後、84歳で、松下政経塾を設立し、H元年4月27日、昭和天皇の後を追うように94歳で、天に昇ったのです。 松下幸之助氏が天に昇ってから20年以上も経った現在でも、会社は立派に残っていて繁栄を続けています。 堤義明氏は、お父さんの財産を引き継ぎ、お父さんの経営法(悪徳商法)を守って、破綻に至っています。 彼は、典型的な私利私欲の経営法で、自分の内面は見ていません。 70歳にして、牙城は崩れ、プライドの高い彼が最も嫌う、世間から犯罪者としての屈辱を浴びせられているのです。 松下幸之助氏のお父さんは破産して、9歳の時に丁稚奉公に出されていますから、偉い違いです。 そして、彼は、ただひたすら現代の競争原理の経営とはまるで関係のない感謝、素直、謙虚を深めるための内面を見てきました。 彼は、内面を深めると「宇宙の根源の力」至る!と言われて、感謝、素直、謙虚を実践していましたから、この領域に到達できたのです。 ですから、現在でも「経営の神様」と呼ばれて多くの人に尊敬されているのです。 米「ライフ」誌には、1、一流産業人、2、高額所得者(所得番付第1位) 3、大思想家、4、大出版人、5、ベストセラー作家と、5つの顔を持つすごい人物で、世界史上には類例がないと書かれたのです。 ただひたすら、内面に意識を向けて、感謝を深めることにより、一兎を追わなくとも、五兎も得ることができたのです。 くどいようですが「お金」に関しては「執着」よりも「感謝」を深めることが大切であることを肝に命じてください。 「お金」は神が人類に与えた罠(わな)の様な試しの道具なのです。 具体的に「お金」は釣り針に仕掛けられた餌のようなものです。 釣り針にひっかけられないように、餌だけを食べることができる魚は学習した魚です。 不用意に近づき、釣り針の餌にかぶりつく魚は学習していない魚で、世の中に食い物にされている魚です。 学習した魚も、学習しない魚も、生きるために危険な罠に近づき餌を食べなければなりません。 さらに、現代社会では疑似餌もあり、危険な罠に近づいても餌が食べられないで怪我をして命までも落としてしまいます。 この状態を執着している、と言います。 もっと利口な魚は危険な罠には近づきません。 さらに感謝を深めると、危険な釣り針に近づかなくても餌のほうからやってくるのです。 ですから、「お金」には執着しないで、感謝しなさい!というのです。