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京都の最終日、です。帰りの新幹線が夕方なので朝から大移動を予定してました。まずは祇園方面へ出て空也上人像で有名な六波羅密寺へ行くことに。バス停からだとちょっと面倒ですが(15分くらい歩いたかも)途中でこの世とあの世の境であると言われた六道の辻があり、まずは手前にある六道珍皇寺へ寄り道。小野篁がここから冥界の閻魔様へ出向いたといわれる井戸が覗き窓越しに見えます(本当に少ししか見えませんけれど)今ブームの晴明、陰陽道やミステリーなどが好きな方は一度はお参りなさっても良いかも。
次に少し歩いて六波羅密寺ですが、その前に。手前にみなとや幽霊子育て飴があります。麦芽糖の飴でいわゆる鼈甲飴を細かく砕いたもののみ(それしか売っていません!味見させてくれます)お店にあります。その昔、お墓に眠る女性の亡骸から生まれた子どもがいて、時を前後しますがその子どもが生まれる前に、夜な夜な女性がこの店の飴を買いに来ていたことから幽霊がこの飴で子育てをしていた…というお話しが残っているそうです。Pもこの飴を買って空也上人像を拝観。空也上人のお口から出るのは阿弥陀仏でその6体は[南・無・阿・弥・陀・仏]を現しているそうです。 そしてバスに乗るためにその辺をウロウロしつつ建仁寺を少し歩きました。(広いので拝観までは出来ませんでした)今度は北上して百万遍と言われる知恩寺(同じく法然上人ゆかりの知恩院もありますが)へ。御影堂の大念珠(大きなお数珠です)はお堂の天井をぐるりと回っています。すごいです。京都大学のすぐ近くですがこのあたりは静かでのんびりしてますね。境内で子どもを遊ばせているママさん達がいらして本当にまったりしてました。 またバスに乗り更に北上、葵祭りで有名な下鴨神社へ。糺の森の上にあって中州にあります。水場があって涼めます。ここのお水が[みたらし団子]の発祥です。余談ですが、みたらし団子、地域やお店によって串に刺されるお団子の数はまちまちですね。こちらは5個のお団子で四個がくっついて並び、1つだけ離れて刺されています。これは水が落ちた様を現しているそうです。神社の少し先にお店があったので買いたかったのですがお休みでした(残念) またまた北上して上加茂神社へ。同じ[かも]でも字が違うんですね。始めてはっきりと認識しました。広いです!バス停は神社の入り口目の前なのですがとにかく一の鳥居から本殿までが遠い……。周りの景色も街中にある神社と全然違いますね。季節だったら本当に綺麗だろうなぁと思うのがこの鳥居を抜けたあとにある桜の木。そして立て砂は神様(こちらでは雷の神様)の降りてくる憑代(よりしろ)になっているそうです。バス停のすぐ横にあるのが葵家やきもち総本舗。白いお餅と草餅を買いました。平べったいお餅にあんこが入っていてもちもちして美味しかったです。[やきもち]だけに浮気封じにもなるとか(苦笑) 南下して四条大宮でお昼を食べた後、いよいよ東寺へ。空海ゆかりのお寺さんです。五重塔も有名です。教王護国寺と言います。(正式名称は長くてすごくややこしい;)世界遺産で国宝、重文のオンパレード。金堂も講堂も素晴らしいです!京都駅からも近いので京都へ行くなら是非拝観されることをお勧めします! 京都に限らず、お寺さんも神社も。退色していない昔は(建物自体も新しく)さぞかし眩く、荘厳な景色だったろうと思います。また夜の闇はどこまでも深く、物音一つ、気配一つに心を乱されるような、何かこの世のものとは違う妖しさを感じていたのでしょう。きっと昔の人達は感受性が豊かだったのでしょうね。 なんてダーと話しながら(Julienのおんぶ交代とArianeのおしゃべり攻撃をかわしつつ;)京都を歩きました。俗っぽい言い方ならば[真っ暗だったら風で木や葉の音が立っても大騒ぎだろうね…]と 時間が出来たら今までのテキストとまだUpしてない画像も入れてお土産情報などリンクを貼りつつ、京都旅行のページを作ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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