2010/07/14(水)22:58
八光流伝説
今日、道場での稽古の後、皆で道着を着替えている時、一人の人が師範に質問をしまして。
ま、その質問は、ある意味、我々の誰もが一度は尋ねたくなる種類のものでありまして、曰く「八光流で、例えば空手のように突いてくる相手に対抗できますか?」。
で、師範はこれに答えて、こういう話をしてくれました。
昔々、ある八光流柔術の道場に、一人の空手家が道場破りに来て、そこの師範に試合をするよう詰め寄ったことがあった。ところが八光流では他流派との試合は禁じられているので、師範はこの挑戦を断った。
するとこの空手家、この道場に入門してしまったと。
で、その上で、その空手家は「先生、私がこう突いてきたら、先生はどうなさいますか?」と言いながら、空手の正拳突きで殴りかかってきたというのですな。そこで師範は八光流の技で伸びてきた腕を払った。すると・・・
空手家の手首はバキッと折れてしまったんですと。
ま、そういうことがありました、と言って、師範は涼やかに微笑まれたんです。
八光流伝説・・・。
ま、信じるか、信じないかは、あなた次第です。
さて、今日は黒帯の先輩との稽古で絞られましたので、疲れました~。お休みなさーい。グーグー。