|
テーマ:今日の出来事(287343)
カテゴリ:教授はつらいよ
WBSS決勝戦、井上対ドネア戦、ヒリつく試合でした。
いやあ、今回も井上が圧勝するのかと思ったら、とんでもない、むしろドネアの方が井上を圧倒ですよ。これはもう負けだなと、あの井上でも負けることがあるんだと。 ドネアの思った以上に重いパンチに苦しめられ、井上は早い段階で右目の上を切り、鼻血も出し、いつもの「傷一つ負うことない」試合運びとは大違い。特に右目は、単に瞼を切っただけじゃなく、焦点が合わなくなったような感じすら疑われるほど。網膜剥離、大丈夫ですかねえ・・・。 でまた、攻め込まれている焦りもあったのか、井上のパンチは相手の顔面を狙った上滑りのパンチばかりになってしまい、いつものようなコンパクトなボディー打ちがまったく見られない。いつもなら、ボディー先行で攻めるのが井上のパターンなのに。 11ラウンドにようやくボディーを当ててダウンを奪ったから良かったものの、あのまま行ってたら、ダウンさせられるか、良くて判定で大差で負けるか、どっちかだったんじゃないでしょうか。テレビの解説陣はいつものように日本人選手贔屓の解説で、まるで井上がリードしているようなことを言ってましたが、客観的には、あのダウンがあるまでドネアの方が相当ポイントは上だったでしょう。 まあ、あれほど弱々しい井上の姿は見たことがなかったですな。見たことがないというか、見たくなかった。 まあ、薄氷を踏むような勝利。ストレスのたまる試合でした。それだけドネアが強かったということであり、世界のトップのトップのレベルとはこういうものだ、ということなんでしょうけれども。 勝って良かったけれど、3ラウンドKOを予想していただけに、もやもやの残る試合でありました。でもまあ、とにかく、井上選手はよく踏ん張った。おめでとうございます。そして、ゆっくり休んで下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 8, 2019 01:22:24 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|