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釈迦楽

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February 28, 2020
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カテゴリ:教授の読書日記
先日から少しずつ読んでいた『荒木一郎 まわり舞台の上で』という本を読了しましたので、心覚えをつけておきます。

 結論から言うと、まあ、面白い本でね。

 荒木一郎さんというのは、俳優でもあり、またシンガー・ソング・ライターの走りでもあり、かつ、一時芸能界を干されていた時期にはポルノ映画のプロダクションみたいなのを経営していたり、さらに桃井かおりさんのマネージャーをやっていた時代もあり、といった、この業界に様々な形で携わっていた(いる)人だけに、その経験談が面白くないわけがないのね。
 
 でまた、インタビュアー各人が、荒木さんのことや荒木さんの業績について非常によく調べていて、その上でインタビューを敢行しているものだから、通り一遍のことではなく、ことの核心を突くような質問をちゃんとしている。それに対して、荒木さんもよく覚えていて、細かいところまで質問に答えるので、すごく深い内容になっているんですな。しかも、紙上にインタビューの内容を書き起こすにあたって、荒木さんの口調とか、そういうものをよく再現しているので、しまいに読者まで、荒木さんから直接話を伺っているような感じになってくるのもとてもいい。

 だから、この本、聞き書き本として、秀逸の部類ですよ。
 
 一方、その意味で言うと、本書の一部をなす亀和田武氏による対談とか、野村正昭氏(氏はインタビュアーの一人なのですが)による「来るべき荒木一郎論のためのメモ」という章は、なくもがな、だったかな。荒木さんの語りだけで十分に面白いのだから、その他のものは、異物に感じられてしまう。

 いずれにせよ、いい本でした。私もこれまで荒木一郎という人のことをまったく知らなかったのですけれども、本書を読んで俄然、興味が湧きました。

 ということで、この本、教授の熱烈おすすめ!です。

これこれ!
 ↓

まわり舞台の上で荒木一郎 [ 荒木一郎 ]





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Last updated  February 28, 2020 05:29:23 PM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:クタクタの誕生日(04/09) がいとさんへ  いやいや、あの頃が僕に…
がいと@ Re[2]:クタクタの誕生日(04/09) せんせい おぉ、そんなこともありました…
釈迦楽@ Re[1]:クタクタの誕生日(04/09) がいとさんへ  昔、君が正門前のアパー…
がいと@ Re:クタクタの誕生日(04/09) せんせい その近くです! 魚沼から半分近…
釈迦楽@ Re[1]:クタクタの誕生日(04/09) よびなみさんへ  ありがとうございまー…

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