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2022/02/18(金)22:59

恵投本に義理を果たす

教授の読書日記(1121)

紀要論文が大分完成に近づいて、少しほっとしたところもあり、今日はそちらの仕事を一時休んで、義理をまとめて果たすことにしました。  義理というのは、同業の方々からご恵投いただいた本を読んで、礼状を書くということ。  まあね、本を出版された同業の知人から、その本を贈っていただくというのは、もちろん嬉しいのですけれども、お礼状を書かなくてはならないのがちょっとね。  もちろん、「これから読ませていただくのを楽しみにしています」と書いて放っておく人も居ますが、私のような893者は、それじゃ義理を欠くだろうっていう発想になるわけ。だから、やっぱり一応は読んでからお礼を書くことにしております。  だけど、自分の関心の範囲とは全然異なるテーマの本だったりすると、なかなか億劫で。それでついつい後回しになってしまう。  だけど、そういうのが一冊、二冊、三冊と溜まっていくと、礼状を出していないことが心の重荷になってくるのよね。実際、このところ、この心の重荷に苦しんでいたところでありまして。  というわけで、今日はそういうのを一気に片付けたと。だから、ちょっと気分晴れ晴れなのよ~。  だけど、やっぱり読んで礼状を書いて、ってのは時間もかかるし大変なので、私自身はもう、知人には基本、本を寄贈しないと決めております。万が一送る場合は、「礼状無用」っていう札を一緒に入れようかなと。  どう、これ? いいアイディアじゃない? 「礼状無用」札。そうしたら、贈られた相手だって、礼状を書かないことに罪の意識を抱かなくて済むもんね。世の出版社の皆さま、そういう札を用意して置いてくださいね~。

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