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2023/12/25(月)13:08

今年一年を振り返る

教授の雑感(1350)

今年も残すところあと1週間足らず。この辺でこの一年が私にとってどんな年であったかをカウントダウン方式で振り返ってみたいと思います。まずは第7位から。 第7位:小旅行  今年は泊りがけの旅行というのをほとんどしませんでした。親戚の葬儀で、千葉・鴨川まで二泊の旅をしましたが、あれは葬儀がらみですからね。  その代わり、近場の小旅行というのを何度かした。例えば犬山城の城下町を散策したり、「おちょぼ稲荷」として知られる岐阜県海津市の「千代保稲荷」に行って、有名な串カツの店で食べたり、多治見に行ったり、桑名に六華苑を見に行ったり。あと小牧に行ってメナード美術館や田県神社に行ったり。  そういう地方の小都市に行って地元のB級グルメを食べたり、地元のスーパーに行ってその土地ならではの食材を買ったり、なんていう楽しみを味わうことを覚えた――そんな年になりました。 第6位:五十肩に苦しむ  今年は年初から五十肩に苦しみました。あまりの痛さに病院を二軒ハシゴして、本当に五十肩なのか、もっと悪い病気なのではないか、と疑いましたが、結局、典型的な五十肩だったという。一番痛かった時には、ちょっとした肩の動きで激痛が起こり、うずくまるほどでした。道場も三か月ほど休みましたしね。今もまだ完全に治ったわけではないんですが、まあ、苦しかった。 第5位:ラジオ番組に出演する  新著を出したことで、FM愛知の番組に出演したことが、今年前半の面白い体験でした。DJを務める女性と打ち合わせ、一発撮りで録音したのですが、初めての体験にしては割と落ち着いてできたかな。後になって、大学の事務職の女性から、「たまたま帰路につくクルマの中で、先生のラジオを聴きました!」なんて言われたりして、面白い経験でした。 第4位:亀井俊介先生ご逝去  敬愛するアメリカ文学者・亀井俊介先生が亡くなられたことが、今年、私が被った大損失でした。亀井先生には、直接師事したということこそなかったのですが、縁あってお目にかかるようになってから、随分可愛がっていただきました。密かに先生を目標にして自分の仕事に邁進しているところがあったもので、その目標を失ったことは本当に大きな打撃でした。 第3位:本を書き、本を出した  今年は3月に新刊を出しましたが、その後もどんどん書き進め、来年2月に出る本、そしてその後に出る本も含め、3冊分の本の原稿を書きました。我ながらよく書いたなと。 第2位:「ほぼ日の學校」に出演した  第3位の項目と関連するのですが、3月に出した本がきっかけで、糸井重里さんが運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」の座談会に出ることに。『嫌われる勇気』の古賀史健さん、『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さん、そして糸井さんと4人で長時間にわたり自己啓発本の魅力を語り尽くしたことは、私にとって至福の時間でした。この時の模様はいずれ「ほぼ日」に文章として掲載され、また座談会の映像は「ほぼ日の學校」で見ることができるようになります。映像の方、一足先に見ましたが、すごく面白いものになっていました。乞うご期待! 第1位:母が老人ホームに入る  今年の私の最大のニュースがこれ。  親を老人ホームに入れる。こういう事態に立ち至ったということは、もちろん初めての経験でしたし、色々と考えるところがありました。まあ、簡単に言えば申し訳ないという気持。しかし、もはや面倒見切れないというのはハッキリしていて、仕方ないのかなと。母が段々母でなくなっていくのを見ているのも辛いのですが、それを母自身が認識しているところもさらに辛くてね。「こんなに馬鹿になってしまって、どうもすみません」と私に謝る母の姿、その切なさを、私は一生、忘れないでありましょう。せめて老人ホームで、安らかに晩年を過ごされますことを!  ま、こんな感じかな。得るものも多く、失うものもそれなりにあった一年でしたね。

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