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2023/12/29(金)23:58

真冬に『夏への扉』を読む

教授の読書日記(1103)

昨夜実家に戻りまして。やっぱりね、名古屋の職場から300キロ以上、地理的に離れると、リラックスするのよね~。だから、悩みのある人は、とにかく、地理的に悩みの発祥地から離れることをお勧めします。  ま、それはともかく。  今日は、ゼミ生から送られてきた卒論の草稿が一つあったので、とりあえずそれをちゃちゃっと添削した後は、さしたる仕事もなかったので・・・いや、そうでもないか、でもまあそれは置いておいて・・・残りの時間は本を読んで過ごしておりました。  読んでいたのは、ハインラインの『夏への扉』。非常に有名な、名作のほまれ高いSFで、本好きの人なら大抵は若い時に読んでいるのでしょうが、SFが苦手な私はこれまで読んだことがなかったのよ。  だけど、同僚で、経済学の若手研究者が、高校時代だったかにこの本を読んで経済学者を志した、という話を最近、本人から聞かされて、ふうむ、SFを読んで経済学者を志すってどゆこと? と思って、俄然興味が出た。  で、読み始めて、今のところ5分の4くらい読み終わったんだけど、なるほど結構面白い。  私はまた、もっとおどろおどろしい話なのかと思っていたんですが、案外軽めの話なのね。サイエンスがどうのこうのというよりは、若気のいたりで悪い女に騙された青年の話で。で、今、ようやくタイムマシーンがどうのこうのというところまで読み継いで、さて、主人公はこのマシーンを使って何をするのかしら? っていうね。  まあ、あとちょっとで読み終わるので、残りは明日の楽しみに残しておきましょう。  っつーことで、年末のこの時期、意外にもヒマを持て余しながら、SFの名作に読みふけるというのも、なかなか乙なものではないかと思っている今日このごろなのであります。 これこれ!  ↓ ​ 夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) [ ロバート・A・ハインライン ]

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