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2024/01/29(月)14:36

市民講座を頼まれる

今日もいい日だ(1263)

県内某市の市役所さんから、市民講座の講師を頼まれちゃった。  この市では前にも講師を引き受けたことがあって、その時はジャズの話をしたんだよね。聞きに来る人の大半は60代から70代くらいの、定年過ぎた世代の人たちで、その人たちにとってはジャズは青春の音楽だから、結構評判は良かった。  調べてみたら、それは2015年の話。もう9年も昔のことだよ! 時間の経つのは早い!  で、今回はアメリカ文学関連のことで話をしてくれ、という要請だったんだけど、それならばやっぱり今、私の主たる関心事であるアメリカの自己啓発本の話をしようかなと。  とまあ、そんな風にお返事しようかなと思ったのだけど、そんなようなことを家内に話したら、それは違うのではないかと。  60代、70代の人たちにとって、自己啓発本というのは既に縁遠いと。むしろその人たちの世代は、まだ文学なるものが重い意味を持っていたのだから、王道を行って、アメリカ文学そのものの話をした方がいいのではないかと。  なるほど。そうかもね。  ということで、考えを改めまして、オーソドックスなアメリカ文学の話をすることにしました。  考えてみれば、今やもう、所属大学ではアメリカ文学の講義をする機会すらないからね。市民講座で、私も年寄り、聴衆も年寄りという状態の中、アメリカ文学の話をじっくりするのもいいかもしれません。  そうしましょうかね。

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