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2024/06/03(月)15:00

『帰ってきた あぶない刑事』を観た

教授の映画談義(368)

昨夜レイトショーで『帰ってきた あぶない刑事』を観てきました~。  まあね、ストーリーとかは、この際どうでもいいの。要するに、舘ひろしさんと柴田恭兵さん、中村トオルさんと浅野温子さんが躍動してくれさえすれば、っていう。  で、実際、躍動しておりました。舘さんと柴田さんは既に70代ですが、そうとは思えぬダンディさで、歳を重ねた分、むしろ余計カッコよかった。    で・す・が・・・  しかし、そうは言っても、やっぱりみんな歳をとったな、という感じはあるのよね。  テレビドラマとしての『あぶない刑事』がオンエアされたのが1986年。私が大学院修士課程の頃。二十代前半、身体にも脳みそにも皺ひとつないお年頃ですわ。その頃、舘さん・柴田さんも三十代半ばで、当然、若かった。  そこから38年経って、『あぶ刑事』が帰ってきたわけですけれども、さすがにもうこれでおしまいだろうなと。あと5年後とかに『帰ってきた あぶない刑事 リターンズ』とかは作られないだろうなと。もうその頃には、舘さんなんか80歳目前だもんね。80歳近くになって、手放しで大型バイクに乗りながら、ショットガンとかぶっぱなせるかっていうね。柴田さんも、後期高齢者になってまで、横浜の街を疾走できるかっていう。  そういう風に考えると、人生って短いなと。  映画の最後のシーンで、横浜の港の風景の中、舘さんと柴田さんが走っていって飛び上がるところを見ながら、お二人とも、「これが最後の大ジャンプ」と思っていらしたのかな、なんて思うと、なんか、切なくなってきちゃってねえ・・・。  はあ・・・。  私は舘さん・柴田さんより一回り歳下ですけれども、あと10年もすれば、色々なことが「これが最後の・・・」となっていくんだろうな。「これが最後の海外旅行」とか、「これが最後のクルマ購入」とか。  はあ・・・。  なんか、ポジティブな私にしては珍しく、人生の短さ・むなしさを感じておセンチな気分になってしまった昨日の映画鑑賞だったのでした。

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