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カテゴリ:教授の雑感
ありがたいことに、出版後10か月ほど経った今なお、拙著に対して好意的な反応を毎日のようにいただきます。
先日、「ページをめくる指が止まらなかった」と書いてくれたファンレターを受け取ったという話を書きましたが、最近のネット上の書き込みでも「内容もおもしろかったんだけど、そもそも自己啓発本の歴史を研究しようという着眼点がこの著者の先生は素晴らしいなと思った。こういうのが真に価値ある研究という感じがする」などと、著者を泣かせるようなことを書いてくれる人もいる。 また、これもつい昨日今日のことですが、『理念と経営』というビジネス誌の編集長さんが、同誌のウェブ版で拙著を取り上げ、長い書評を書いてくださいました。これもいい書評でね! 書評をしてくれた方はネット上でも拙著のことを「今年読んだ本のベスト10の一つ」とも書いてくれて。 これこれ! ↓ 『理念と経営』WEB記事 そう言えば昨日も一つ、嬉しい読者からのメールをいただきましたよ。 この方は偶然拙著を読んで大いに楽しんだそうなのですが、たまたまこの本の中に登場する私の友人を知っていて、ビックリしたと。つまり、私とこの方には共通に友人がいたんですな。ま、そんな読者からのお便りも楽しいものでありまして。 ところが・・・。 私の所属する某アメリカ文学会が、拙著を書評してくれることになったんですけど、実際に書かれたその書評を読んでビックリよ。 まあ、些末なことをあげつらった世にもつまらない書評でね。しかもその批判している部分が、まったく見当はずれなことばっかりで、本質的なところを全然見ていない。ええ? この本読んで、こんなことしか書けないの?っていう・・・。本当にガッカリですわ。 アメリカ文学者の本をアメリカ文学者が書評して、こんなクソみたいなものしか書けないとは・・・。呆れ果てるとは、まさにこのこと。 まあ、ワタクシは「怒らずの誓い」を立てているから、この人(私もよく知る人)に腹を立てたりはしませんが、そのあまりの〇能ぶりには驚くしかない。センスがないんだよね・・・。それでいて、自分の批判に酔っているところがミエミエで、見苦しいの一語。 研究者ってのは、本当に頭が悪いんだね。少しは世間を見渡してみなよ。市井の読者の方がよほど、本の価値というものがわかっていますよ。 ほんと、同業者というものがいかにつまらないものか、身に染みましたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 27, 2024 07:37:32 PM
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