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テーマ:暮らしを楽しむ(389868)
カテゴリ:こんなもん、見っけ!
今日は師走の晦日。毎年この日は、私が黒豆を煮始める日。今日・明日と二日かけて煮るのよ。今年は「飛切」の黒豆を買ったので、多分、すごい出来の黒豆に仕上がることでありましょう。
それはさておき。 我が家が取っている某新聞に料理研究家の平野レミさんがご自身の半生記を綴っていらっしゃって、毎日、楽しみに拝読しているんですけれども、今日の分も面白かった。 それによると、レミさんが和田誠さんと結婚された時、レミさんのお父さんの平野威馬雄さんが、お二人に色紙を送ったと。それも仰々しくではなく、「はいよ」って感じで手渡しされて。 で、そこに書いてあったのが次の言葉だったと。 風つよければ 神さまは 靴のかかとに 棲み給う で、レミさんが「これどういう意味?」と尋ねたら、威馬雄さん曰く、これは詩だから、読む人が勝手に解釈すればいいので、好きに読めと。 ま、要するに人生の試練があったとしても、そういう時には神様が傍にいて、吹き飛ばされないように助けてくれるだろうっていうことですよね。 いい詩じゃない? 特に新婚の夫婦の門出に送るには。さすが、威馬雄さんは詩人だからね。 ちなみに、威馬雄さんが亡くなられた時、レミさんはこの言葉を、横浜・外人墓地にある威馬雄さんのお墓に刻んだんですって。なるほどね。 それにしても、何度も読み返してみて、これ、自己啓発思想の名言と言ってもいいなと。今、そういう、自己啓発思想の名言を集めた本を作ろうかなと思っているので、これもその中に入れちゃおうかしら。 ということで、一年納の晦日に、いい言葉をもらったワタクシなのであります。この言葉を胸に、来年も頑張ろうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 30, 2024 03:30:18 PM
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