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テーマ:今日の出来事(299564)
カテゴリ:教授の追悼記
アメリカの女優、ダイアン・キートンさんが亡くなりました。享年79。
ダイアン・キートンといえば、やっぱり『アニー・ホール』・・・という人もいるかもしれないけれど、私にとっては何と言っても『ゴッド・ファーザー』のケイ役に止めを刺しますかね。 若き軍人としてのマイケル・コルレオーネに惚れて彼と付き合うものの、そのマイケルは次第に家業であるマフィア・ビジネスの方に肩入れするようになり、その過程で二人の仲は一旦、裂かれてしまう。しかし、再度マイケルから猛烈なアタックを受け、結局、結婚を承諾。しかし、マフィアの世界にどっぷり浸かっていくマイケルにケイは次第について行けなくなる。 マイケルの親父さんであるヴィトの伴侶となったカルメラとはキャラも時代も異なり、ケイにはマイケルのやっていることにまったく口を出さず、ただ何の気苦労もなく毎日無邪気にニコニコ微笑んで過ごせるような(多分、マイケルはそういう人であってほしかったのだろうけれども)奥さんにはなれなかったわけですよ。一方、マイケルも、確かに有能なボスではあるけれど、ヴィトのような深みのある男ではないからね。そこにこの二人の悲劇があるわけだけど、その悲しい妻の役を、ダイアン・キートンは見事に演じていた。 その後のキートンは、先に挙げた『アニー・ホール』、それから『レッズ』ですかね。でも、それだけじゃない? だから彼女が活躍したのは1970年代から80年代のほんの初頭だけで、あとはそれほど活躍していない。 それでも、「ダイアン・キートン」という大名跡を保ったのだから、彼女は記録より記憶に残る女優だったと言えそうです。 しかも彼女、アル・パチーノやウォーレン・ベイティ、あるいはウディ・アレンなど、共演男優と浮名を流しつつ、結婚はしていない。その辺も、おお・・・っていう感じがする。自立した女だったんですかねえ。っぽいけど。 というわけで、私にとっては「ケイ・コルレオーネ」の印象の強い大女優ダイアン・キートンさんのご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 12, 2025 11:39:50 PM
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