|
テーマ:最近観た映画。(41086)
カテゴリ:教授の映画談義
レオナルド・ディカプリオ主演の『ワン・バトル・アフター・アナザー』を観ようと思っていたんですが、グズグズしているうちに、ロード・ショーが終わってしまった・・・。まあ、何たること。
それにしても、結構ハリウッドの大物が大勢出演している割に、何の話題にもならなかったですなあ・・・。だから、ロード・ショーの打ち切りも早かった・・・。 で、観ようと思っていた映画が観られなかったので、その代わりに週末、なんか映画を観ようと。それでふと思いついて役所広司さん主演の映画、『パーフェクト・ワールド』を観ることに。 この映画、役所さん演じる主人公が、公衆トイレの清掃の仕事をしているんだけど、その生活は静謐そのもので、しかもこの人は読書家。で、彼が読んでいる本が、なんとウィリアム・フォークナーの『野生の棕櫚』だったかな? とにかく、そんな感じで、アメリカ文学の研究者の間でも結構話題になっていたのよ。 で、以下、ネタバレ注意ですが、役所さん演じる三上は、施設で育ち、若い頃から組に出入したりしていたんですけど、その過程で人を殺めましてね。13年もムショ暮しですわ。で、出所して、今度こそ堅気の生活をしようと努力する。 だけど、過去が過去なだけに、なかなか普通の生活ができない。彼の支援をしてくれる周囲の人の手助けで、一応、アパートも借り、就職もするのだけど、ちょっとしたことで昔のクセが出てケンカしてしまったり。で、自棄になって、昔の仲間のところに戻りかけたりしてね。 だけど、それでもとにかく、頑張って頑張って、普通の生活ができるようになってきて、これで少しは幸せになれるかなと思ったのだけど、そのタイミングで持病が悪化し、亡くなってしまうと。 ん? アレ? 死んじゃったよ? 公衆トイレ掃除はどうしたの? フォークナーは読まないの?? あっけに取られているうちに、ようやく事情が分かりました。ワタクシと家内は、『パーフェクト・ワールド』を観ていたつもりだったんですけど、実際に観たのは『すばらしき世界』だったのでした。全然、別の映画よ。 最後の最後まで、まったく気がつかなかった。いつになったら公衆トイレの話が出てくるのかと、首を長くして待っていたんだけど、そりゃ、映画が違うんだから、そんなシーン、出てくるはずはないわな・・・。 それにしても、同じ役所広司主演で『パーフェクト・ワールド』と『すばらしき世界』って、ちょっとやめてよ~。紛らわしいじゃないの。誰だって『パーフェクト・ワールド』の和訳が『すばらしき世界』なのだろうと思うでしょうが。 で、また、映画の内容も紛らわしいのよ。 三上が就職しようとするけれども、なかなかうまくいかない時、役場の人が「あなたはムショに長くいたのだから、ムショでの作業のようなことはできるのでしょ。それなら、うってつけの仕事がある」とか言って、新しい就職先を紹介する場面がある。で、そのシーンを見て、「おお。いよいよ公衆トイレ掃除の仕事か!」と思うじゃない? だけど、実際には老人介護の仕事だったりして。 というわけで、結局、『パーフェクト・ワールド』は観られなかったのだけど、しかし、まあ『すばらしき世界』という映画も、割と面白かったので、損した、という気分にはなりませんでした。これは、これでいい映画よ。 でも、いつか近いうちにリベンジして、今度こそ本物の『パーフェクト・ワールド』を観るぞ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 9, 2025 04:53:37 PM
コメント(0) | コメントを書く
[教授の映画談義] カテゴリの最新記事
|
|