2004/06/01(火)12:45
ヤフー検索エンジン「YST」の動向予測
特報:Yahoo! JAPANが検索エンジンをGoogleから変更
本日、Yahoo! JAPANの検索をgoogleから切り離すことが発表されました。
この後どのような検索エンジンになっていくのか、
そして、SEO対策はどうすればよいかを予測してみます。
まず、SEOについては、YSTは基本的にInktomiとなります。
この検索は現時点ではMSN、flesh eyeが使っていますので
アルゴリズムを読むには、MSNなどで検索をしてみるとわかりやすいでしょう。
googleと大きく違うと感じた点は、メタの説明文
META name=”description” content=
この部分も検索の対象になります。
googleではあまり重要視されていませんでしたが、Inktomiでは
かなり重要な役割になっています。
あとは、基本的なSEO、ソース上部でのキーワードの重なり、タイトルとの
整合性などはgoogleと同じように重要となります。
この辺りだけはしっかりとチェックしていくことが大切です。
MSNやflesh eyeと大きく違う点になるのは
Yahooが持つディレクトリに登録してあるサイトとサービスの位置づけでしょう
サービスについては、検索結果に基づいて、YAHOO内の適正な
サービスを上位表示、又は画面の一番上にYAHOO内で一致したサービスとして
表示すると思います。
問題となるのは、ディレクトリに登録してあるサイトです。
数年前までは、YAHOOに推薦すれば掲載されるチャンスはありましたが
現在では、YAHOOエキスプレスというサービスを使い、YAHOOが審査を
してから掲載をしています。
このサービスの問題点は50000円の費用が必要で、必ず掲載されるわけでは
無いことです。
ウェブサイトを運営している企業には、50000円という費用は
大した額では無いかも知れませんが、個人レベルで情報を発信し、収益を得ていない
人にとっては捻出する価値のないものです。
こういった事情がある中、ディレクトリに登録をされているサイトを
優先的に表示するようになれば、SEOをお金で買えるサービスとなってしまうのでは
無いかと懸念してしまいます。
この辺りを、YAHOOはどのように対応していくのかが大変楽しみなところです。
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