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![]() 講師紹介 佐和隆光(さわ・たかみつ)先生 立命館大学大学院政策科学研究科教授 京都大学経済研究所特任教授(KSI統括ディレクター) 演題 この国の未来へ -持続可能で「豊か」な社会を- 「豊かさ」のものさしを何にするか? 努力,勤勉,真面目,誠実,質実剛健という日本古来のライフスタイルがある。 バブル期にその価値が崩壊した。そして,バブル期も崩壊した… 「次なる目標」はありうるのか。 第一に目指すべきなのは「一人ひとりが豊かになる」ことである。 一人ひとりが「選択の自由」をわきまえつつ, 自分にとっての固有の「豊かさ」を追求するべきなのである。 個人主義、自由主義、民主主義になじみにくい日本人に可能なのか? GDP(国内総生産)が「社会全体の達成度を測る近代的なものさし」 であるかのように言われるのは問題である。 バブル崩壊後の失われた10年からの構造改革 「工業化社会」から「ポスト工業化社会」に。 「工業化社会」とは日本がバブル期まで歩んできたシステム。 「ポスト工業化社会」とは 1)製造業がITを採り入れて生産プロセスと経営プロセスを抜本的に改編し、見事に蘇る。 2)ソフトウェア産業(金融、通信、映画、情報、法務サービス、医療サービス、コンサルタント、シンクタンク、教育等々)が経済の中枢部に躍り出る。 しかし,ポスト工業化社会の歪みもある。 19世紀末 人類が石油と電力という二つのエネルギー源を手に入れた 20世紀 ・「経済発展・成長の世紀」「イノベーションの世紀」 「電力・石油の世紀」そのことの裏を返せば、20世紀は「二酸化炭素排出の世紀」 ・技術進歩の座標軸は、「より大きく」、「より速く」、「より強く」を目指すものであった。 ・モノの面での「不足」はほぼなくなった。 ・最後の四半世紀は,技術の進歩とは「燃費効率のより優れた」・「費用対効果においてより優れた」新しい機器の開発を意味するようになった。 21世紀の最初の10年 ・ポスト工業化社会の「歪み」(個人間・国家間の所得格差の拡大,リスクと不確実性の増大,一人勝ち傾向,不正会計の横行等々)が顕在化する時代。 21世紀は ・何らかの「制約」や「不足」があってはじめて、技術革新(イノベーション)は駆動される。21世紀は「環境の世紀」一つは、地球環境問題がますます深刻化すること。もう一つは、環境制約が技術革新を駆動する力となる。 これからの技術革新のバネとしての「制約」と「不足」は何なのか? 1)不老長寿と無病息災への尽きせぬ願望 2)環境制約ではないか。環境制約を跳ね返す技術革新こそが,21世紀における企業の生き残りの条件。 「持続可能な開発とは、将来の世代が自らの欲求を充足する能力を損なうことなく、今日の世代の欲求を満たすような開発」と。そのほか、「持続可能な開発とは、人々の生活の質的改善を、その生活の支持基盤となっている各生態系の収容能力の限界内で生活しつつ達成すること」という定義もある(『新世界環境保全戦略』1990年)。 「制約」と「不足」がイノベーションを加速'する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.08 15:24:56
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