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こんにちは。ミステリアス・プロキンズ3号です。
(プロフィールは文末参照) 先般行われた「第1回プロレス知識力認定試験」。 私が勤める会社でも、受けるだの受けないだのと、戦前からごく一部で盛り上がっていました。 中には、 「4,500円を出すことに嫁ハンの許可が下りない」 などと、藤波戦を前にしたカネックのごとく敵前逃亡する後輩もいて、 「合格したら給料に『プロレス王検定3級』という資格手当を上乗せしてやるから受けろ!」 と、厳しく指導したのでありました。 さて、検定当日。 予告どおり大阪会場へ行きました。素顔だったので私に気づいた方はおそらく皆無だと思います。(というか、実体そのものが不明。) 会場となったビルには、試験開始の30分以上前から続々と人が吸い込まれていきました。そこには、最近のプロレス会場にありがちな明るく楽しい雰囲気はなく、どこか重々しい空気が漂っていました。 初対面の人に「プロレスが趣味なんです」とは絶対言い出せなかった世代の人たちが多かったのではないでしょうか。いわゆる「平成のデルフィンたち」は少なかったように思います。 受験者数は大阪だけでものべ250名に上り、特に3級試験は大きな教室をふたつに分けての実施となりました。 驚くべきことに、10:15以降(試験開始は10:30)、誰一人として会場に入ってくる人はいません。つまり、全員が遅くとも15分前までに着席したことになります。そして、入室以降は全員ひたすら黙ったままで会話は一切なし。公式テキストブックに目を通す人、瞑想にふける人、四方に深々とお辞儀する人、毒霧を吹く人、アラーの神にお祈りする人、甲冑から煙を噴射させる人・・・そんな人がいたかどうかは別にして、その緊張感たるや、「センター試験か、プロレス王検定か」というぐらいのものでした。 途中、ひとりの携帯電話が鳴るというハプニングもありましたが、試験は滞りなく終了。受験者の皆さんは再び無言のまま会場を後にされました。 今回、受験された方々の真剣な姿を見てあらためて思いました。やはりこれは自分も受けるべきだと。そうなれば、2号ともどもコンビ解散という事態になるかもしれません。 世間が「名古屋国際女子マラソン」一色に染まっている中、ひたすら検定問題と格闘した方々に心からの敬意を表します。 本当にお疲れさまでした! 合格発表をお楽しみに! <ミステリアス・プロキンズ3号> 1965年奈良県出身。現在、外資系サービス業管理職。1978年12月に行われたプレ日本選手権決勝、A猪木×ヒロ・マツダ戦を観て猪木信者となってしまう。以来、故・井上義啓氏や村松友視氏の活字プロレスに影響を受けつつ、大阪府立体育会館をはじめプロレス会場へ通う破目になり、30年が経過した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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