ある技術者のつぶやき

2006/01/23(月)22:58

いつもの喫茶

日常の一コマ・シゴト(447)

   いつものように、大蔵谷のARIELまで行ってました。  阪神高速をいつものように駆け抜け、湾岸線から夕陽を眺めながら。  今日は既にマスターひとりになっていたようで、20席の店内に4組7人だけで厨房は戦場のように。  ふと、まわりを見回すと、晴れ着姿の男女、上品そうなおばちゃんグループ、ロマンスグレーの旦那さんにオードリーヘアが似合う奥さんの中年夫妻、…  えっと…なんか、場違いなところに迷い込んじゃった?私???  とはいえ、別に違和感を感じないところはこの店の空気の良さなのでしょうか。  今日はオムライスカレー+桜のシフォン+アリエルティー(ダージリン秋茶)。  マスターいわく「季節に合わせて桜のシフォンを焼いた」とのことだけど…思いっきり冬ですから…春を待ちわびすぎです(違)  極上の紅茶を飲みつつ春先取りのシフォンをつつく。  ほのかに桜の香りがして、いい感じ。  ちょっとだけ、春の気分。  シフォンを食べて、皿を裏返してみた。  82年のウェッジウッド。  阪神大震災の生き残りのうちの、1枚だった。  1995年1月17日。M7.2の直下型地震が、神戸を襲った。  神戸市の西端付近にあるこの店も、例外なくその被害を受けた。  幸い店は潰れなかったものの、食器棚が倒れ、食器類の半分あまりを失ったそうだ。  その後少しずつ追加され、いまではほぼ震災前と同等の数になった。  あの大震災を生き残ったうちの、1枚…

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