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サンケイスポーツ
![]() ![]() ![]() 27日に脳挫傷のため死去した人気グループ「ZARD」のボーカル、坂井泉水さん(本名・蒲池幸子、享年40)の葬儀・告別式が30日、東京都町田市内の斎場で密葬としてしめやかに営まれ、近親者約20人が参列した。斎場前には約50人の報道陣が駆けつけ、沿道に集まった熱狂的なファンら約30人が、人を励まし、心の支えになった“歌姫”の旅立ちを悲しげに見送った。 葬儀は午前11時から約1時間。約10人の事務所スタッフも式場には入らず、手伝いだけで参加するなど近親者約20人のみでしめやかに営まれた。 出棺は正午過ぎ。白とピンクの花束が添えられた白い棺の中で眠る坂井さんは親族に付き添われ、斎場外で待つ霊柩車の中へ。両親が「最も輝いていた」と選んだ遺影は、数少ない正面向きのもので、髪を1つに束ねた坂井さんがすまし顔で視線を左にそらしたアーティスト写真。位牌は喪主を務めた父親が大事そうに両手で持ち、遺影は母親が優しく胸に抱いた。両親はじめ親族は終始うつむき、憔悴しきった様子。母親は棺が車内へ収められると、こらえきれずに肩を震わせ涙をこぼした。 出棺の様子を祈るように見守っていたファンも次々と号泣。広島から仕事を休んで駆けつけたという女性(29)は「楽曲にいつも励まされて…」と涙、涙。千葉県市川市在住の主婦(25)も「一番初めに聴いた『負けないで』で励まされてファンになった。ディズニーのマグネットをプレゼントしたら、車の運転席の前部分に飾ってくれていたのを偶然見て…。今思えばいい思い出」と声を詰まらせた。 戒名は「澄響幸輝信女(ちょうきょうこうきしんにょ)」。霊柩車が火葬場へと出発する際には、号泣する女性ファンが「いずみちゃん、ありがとう!!」と大声で呼びかけ、参列者の涙を誘う場面も。惜しまれながら坂井さんは、静かに天国へ旅立っていった。 6月27日に東京・青山葬儀所で「坂井泉水さんを偲ぶ会」が行われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.31 11:07:59
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