カテゴリ:尿路結石
尿路結石の除去手術は、大きく分けて下記の4つの手術がある。
それぞれ、メリット、デメリットがあるが、すべの手術に対して対応できる医療機関は限られているようである。 (01) 腎切石術等 (02) 経尿道的尿路結石除去術(TUR)等 (03) 経皮的尿路結石除去術(経皮的腎瘻造設術を含む。) (04) 体外衝撃波腎(ESWL)・尿管結石破砕術(一連につき) 手術別 件数 平均在院日数 (01) 腎切石術等 297件 17.5日 (02) 経尿道的尿路結石除去術等 22,136件 6.6日 (03) 経皮的尿路結石除去術(経皮的腎瘻造設術を含む。) 1,519件 13.4日 (04) 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 27,440件 3.3日 (05) その他手術 7,744件 7.9日 (06) 手術なし 10,508件 4.9日 合計 69,644件 5.4日 出典 : http://caloo.jp/dpc/disease/586 病院口コミ検索(Caloo) 以前私のかかっていた病院では、ESWLの装置を保有しているが、それを使った手術をなかなかしてくれなかった。 また、TURについては手術できないようで、一度も話をされたことがない。 一般に広く実施されている手術だからといって、病院によっては対応できない病院は数多くあるのだが、医師はなかなか出来ないとは言わない。それどころか、こういう手術をすれば良くなるのでという説明すら行わない医者が多い。 技術がなくても知識ぐらいは身につけて、患者に情報を与えて欲しいものである。 今年、6月に腹痛でかかった際、痛みが過去に経験した結石による痛みと非常に似ていたため、尿路結石を訴えたが、泌尿器科の医師は、「腎臓内結石はあるが、100% 結石の痛みではない」と断言したが、2ヶ月半後再び激しい痛みが出たため、別の病院で診察を受けたところ両側の尿管結石は見つかり、腎不全を起こしていたため、緊急手術を受ける羽目になった。 これは、6月の時点で診察を受けた医師の見落としではないかと思うが、怖い話である。 患者は、総合病院というだけである程度信用して診察を受けるのだが、その病院によっては全く診断が出来ないレベルの医師が外来診察を行っており、気のせいだとか、私の専門ではないとか言って患者を追い返している。 症状が治まらないのに追い返された患者はたまったものではなく、医療難民化してしまう。 それぞれの病院の臨床実績がもっと明確に開示されるべきで、患者も情報を吟味して病院を選びたい。 最近はインターネットの普及で以前に比べると病院のうわさや口コミ情報が入手できるようになっているが、素人の情報はあまり信用できない。 手術実績、対応できる手術内容、診断実績のある疾病、検査能力など専門的な情報が開示されるようになって欲しい。 自分がかかっている病院がちゃんとして診断を出来ているのかは、患者には分からないのでやはりセカンドオピニオンは必要かと思う。 よい病院とは、患者目線で正確な診断、治療が出来る病院だと思うが、これが出来る病院はあまりない。 具体的にはやはり臨床実績数が多く、医療事故の少ない病院と言うことになるだろう。 臨床実績については、大学病院などでは開示されていることが多いが、一般の総合病院レベルではあまり見かけることはない。 病院の医師は頻繁に移動するため、医師が変わるとその病院の医療レベルは大幅に変化するため、常にその情報を患者は把握しておかないと痛い目を見ることになる。 医療の高度化が進むにつれ、患者の選択肢も増えているのだが、医師側の能力がそれについてきているかと言うとなかなか難しいと思う。 患者側もこれまで以上に勉強して、自分の病気に対する知識を持って病院にかかることが大切だと思う。 【週末特価】【2015年10月17日発売予定】CAS-1 B ブラック 【送料無料】[SONY ソニー] コンパクトオーディオシステム CAS1B お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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建物の立派さや規模では何も分かりません。偏差値の高い大学病院へ行くことです。最新の設備と熟練した医師がいます。自分の体を預けるのですから。
(2018年10月24日 17時18分33秒)
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