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カテゴリ:♪いい気分♪
本日、大学を卒業致しました☆まさ☆でっす♪
3月15日。昨日の雪がウソみたいに雲ひとつない快晴。 スーツを着て車に乗り込む。 この道を走るのも最後か・・・と思いながら大学へ向かった。 式が行われる講堂の前には私服の時とは違った、色とりどりの衣装を纏ったみんながいた。 午前11時・・・式が始まる。 中学、高校のそれとは違い、感慨深いものなどなかった。 入学式のときに1度だけ聞いた校歌が流れた。 思い入れも何もない。 大学の卒業式はこんなもんなんだな・・・。という感じしかしなかった。 その後、学部、学科ごとに教室に分かれて学位記を受け取った。 ここにはいつもの顔ぶれが並んでいた。 厳粛な雰囲気など微塵もなく、みんな和気藹々と写真を撮ったり談笑したり、 久々に会った級友と個々の時間を満喫していた。 学位記を受け取り、記念撮影を行い、今日大学ですべきことは全て終わった。 しかし、しばらくは人の数が一向に減る気配がなかった。 大学の景色をしっかりと目に焼きつけつつ、すでに意識は夜のパーティーに向いていた。 日が完全に落ちる少し前にパーティー会場のホテルに着いた。 女性は昼間の袴姿とは違い、ドレスに身を包んでいた。 女子でも女の子でもない女性たちに目を奪われながらパーティーが始まった。 先生方にたくさんの言葉を頂き、写真を撮ったり、話をしたり、 みんながみんな本当に今日の日を楽しんでいた。 お世話になった教授に花束を渡す時があった。 花束を渡した後、握手をした。 その力の強さに驚いた・・・。 心なしか、教授の目が涙ぐんでいるような気がした。 「いつでも話聞くから、いつでも遊びに来い。 会社でイヤな事があっても話せばラクになるから。 大学の自然を見に来たら、きっと心も晴れるから。 これから忙しくなると思うけど、いつでも遊びに来いよ。」と言われた。 思えば、色々力になってもらったんだよなぁ・・・。 卒論だって先生と一緒に作ったようなもんだし、よくご飯も連れてってもらったなぁ・・・。 今日の先生は本当に嬉しそうだったなぁ・・・。 それからパーティーも終わり、そこから離れられずにいた。 しかし、ずっとその場所にいるわけにもいかないので場所を変えた。 みんなは疲れ果てていてグッタリしていた。 しかし、なかなか「帰ろう」という言葉が言い出せずにいたのは、 今度こそ本当に別れの時だという思いがあったからではないだろうか・・・。 夜も3時を過ぎた頃、体力にも限界を感じ帰ることにした。 俺の車にはいつも一緒に帰った2人が乗った。 やっぱり最後までこいつらなんだなぁ・・・と思うと可笑しかった。 帰りの道は、いつかのジグゾーパズル大会の帰り道を彷彿とさせた。 徹夜明けで疲れていて・・・ しかし楽しかった時間が終わってしまう寂しい気持ちもあって・・・ みんなといたり、誰かと話したりしていれば平気なんだよ。 そんなに寂しさは感じない。 でも一人、家に帰ったとき・・・。 車から一人、二人と降り、一人きりになったとき・・・。 ふと、何か思ったとき、ものスゲェ寂しくなる。 いろいろあったなぁ・・・なんて思っちゃうんだよなぁ。 今まで思い出しもしなかったことを急に思い出したりして。 俺の4年間はどうだったのかな・・・。 たくさん遊んだなぁ。恋もしたなぁ。 大学以外の事もいろいろあったなぁ・・・。 今まで大学で過ごしてきた季節を今度は職場で過ごすことになるんだな。 今までのみんなとは違う、新しい人たちと。 みんなそれぞれの思い出を持って、それぞれの場所へ行くんだな。 みんなに会えて心から良かったと思える。 この大学で本当に良かったと思える。 俺はこの場所から、また歩き始めます。 今日は大学を卒業した1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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