カテゴリ:大気特論
6. 窒素酸化物の化学分析 *亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法(Zn‐NEDA法) ・試料ガス中のNOxを【オゾン】で酸化し、吸収液(硫酸)に吸収させて硝酸イオンとする。亜鉛粉末で亜硝酸イオンの【還元】した後、スルファニルアミド及びナフチルエチレンジアミン溶液を加えて発色させ、吸光度を(545nm)測定する。 ・真空フラスコ法又は注射筒法。液量20ml。 *ナフチルエチレンジアミン法(NEDA法) ・試料ガス中のNOxを【アルカリ性吸収液】(過酸化水素水―ぎ酸ナトリウム溶液)に吸収させて亜硝酸イオンとする。スルファニルアミド及びナフチルエチレンジアミン溶液を加えて発色させ、吸光度を(545nm)測定する。 ・真空フラスコ法又は注射筒法。液量50ml。 *イオンクロマトグラフ法 ・試料ガス中のNOxをオゾンまたは【酸素】で酸化し、吸収液(硫酸―過酸化水素水(1+99))に吸収させて硝酸イオンとする。イオンクロマトグラフに注入してクロマトグラムを得る。 ・真空フラスコ法又は注射筒法。液量20ml。 *フェノールジスルホン酸吸光光度法(PDS法) ・試料ガス中のNOxをオゾンまたは酸素で【酸化】し、吸収液(硫酸―過酸化水素水(1+99))に吸収させて硝酸イオンとする。フェノールジスルホン酸を加えて発色させ、吸光度(400nm)を測定する。 ・真空フラスコ法又は注射筒法。液量20ml。 *ザルツマン吸光光度法 ・試料ガス中のNOxを【吸収発色液】(スルファニル酸―ナフチルエチレンジアミン酢酸溶液)に通して発色させ、吸光度(545nm)を測定する。 ・吸収瓶法。液量25ml。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月18日 13時53分04秒
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