カテゴリ:大気特論
ディーゼル機関
圧縮点火方式の容積形内燃機関 燃料の自然着火温度以上になる圧力まで空気を圧縮し、着火に外部エネルギーを用いない。 高圧縮比で熱効果が高く、運転操作は容易である。 燃料は石油、重油でローコストである。多くはA重油で、C重油も使用される。 排ガスには、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんが含まれる。 ---窒素酸化物--- サーマルNOxが主である。燃焼期は4期あり、第2期にサーマルNOxの多くが生成されると考えられている。 直接噴射式と副室式とでは副室式の方が低濃度である。 ---硫黄酸化物--- 燃料中に含まれている硫黄の燃焼によって生成する。 ---ばいじん--- 気相析出形(=酸素不足からの不完全燃焼によって生成)と残炭形(=B重油、C重油による残留炭素の不完全燃焼によって生成)がある。第3・4期に生成される。酸素不足が原因であるが、全体として空気過剰であっても、部分的な酸素不足の条件で生成される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月13日 10時45分21秒
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