ＰＲＵＳＳＩＡＮ ＢＬＵＥ

　さてさて、70パーセントの出来で終わってしまった私。呼吸の仕方が悪いのか、歯が元の位置に

戻ろうとしていました。さすが、恐竜の歯、手強いです。(^^ゞ

　で、ワイヤーを外した後も元に戻らないように、着脱可能な簡易矯正器具(？本当の名前が分か

ないもので…。）をつけていました。これは、歯並びが崩れないように押える器具ですね。

　夜、眠る時に付けて寝るんです。これは、歯が動くとずれたり、留め金が緩んだりして、大学病院

に行って、新しいものを作ってもらったり、修理してもらったりしなければなりませんでした。

　これがないと、不安だったのです。(ーー;)

　で、ある日、先生から新しい提案がありました。それは、下あごの骨を切って、骨を前にスライドさ

せて、下あご全体をちょっと前に出すという口腔外科手術の勧めでした。それまでは費用が100万

かかっていたものが、30万くらいになったからというお話でした。

　しかし、私は当時、結婚したばかりで、手術となると1ヶ月の入院とお金を必要とし、旦那の両親

の手前、そこまでは出来ないと思い、それは断念しました。^_^;

　娘が生まれても、年に1度くらい、先生を訪ね、器具の調整をしてもらっていました。娘が3歳の頃

しでたか、先生は娘の顔立ちを見て、｢今日は、娘のほう？｣と聞いてきました。やっぱり、あごが小

さくて、すぐに娘の矯正の必要性を感じられたのでしょう。

　が、娘が大きくになるにつれ、大学病院には何年前からか行かなくなってしまいました。先生が出

世されて、なかなか現場にいらっしゃらないし、私自身もういいか～と諦めました。

　私より今度は娘ですものね。

　まぁ、私は、こうやって矯正をした経験から、このまま娘の下あごがあまり発達しなかったら、娘に

は手術を勧めるかもしれません。(^_^)v

　＊　＊　＊　＊　余談　＊　＊　＊　＊

　矯正する前、ワイヤーをつけた歯を人に見られるのは恥ずかしいと思っていましたが、何のことは

ない、矯正中に旦那と知り合い、結婚しました。＼(^o^)／。

　そして、ある女の子が言ってくれたんです。｢歯のネックレスをしてるね｣って。私、この言葉が今

でも忘れられないんです。(^^♪　痛そうではなくて、ネックレスだなんて…。ちょっと嬉しかった。(^o^)

　矯正を考えていらっしゃる方、恥ずかしい、カッコ悪い…と思わずに頑張って下さい。o(*⌒O⌒)ｂ