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テーマ:気になる技術動向(1278)
カテゴリ:政治経済
記事タイトル: 財政破綻論者が糾弾される空気
▼ブログの続きを見る http://ameblo.jp/takaakimitsuh 待ちに待っていたデータが公表されましたので、ご紹介。 財務省の、「国及び地方の長期債務残高」。 ちなみに、わたくしは抽象的な表現を好まないので、「国」は中央政府、「地方」は地方自治体と書きます。 2020年度の中央政府・地方自治体の長期債務残高は、1204兆円。対前年比で98兆円の増加です。 コロナ対策で国債発行が増えた以上、当然ではあるのですが、結果的にインフレ率、長期金利はどうなったか? 【日本政府(中央政府・地方自治体)の長期債務残高(左軸、兆円)、インフレ率・長期金利(右軸、%)】 http://mtdata.jp/data_74.html#choki 長期金利、0.1%。インフレ率(コアコアCPI)が対前年比▲0.1%。 これが結果だ、ジノ。でございます。 一年間で100兆円近く、長期債務残高が増えたにも関わらず、金利もインフレ率も上がらない。なぜでしょう。 地方債はともかく、「国債」は単なる貨幣発行に過ぎず、日銀が国債を無制限買取しており、さらにコロナ禍で需要が激減してしまったためです。 政府の国債(貨幣)発行と支出が不十分であるため、デフレギャップが埋まらず、インフレ率が上がらない。ただ、それだけの話ですよ。 ちなみに、2020年度の日本政府の長期債務残高は、1970年の166倍ですわ。 「国の借金が166倍になった~っ!!!」 にも関わらず、金利もインフレ率も上がらない。 この「実績」は大きい。皆様、是非とも活用して下さいませ。 最近、財政破綻論者が「頭のネジが飛んだバカ」ばかりになってきて、少し寂しいです。 ======================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.04 09:14:54
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