先日、三橋TV第580回で、「率直な懸念 日本は大規模プロジェクトを推進できる国なのか?」というテーマでお話し致しましたが、
「国家が(時に)推進しなければならない最大のプロジェクト」
は、戦争になります。
特に、第一次世界大戦以降は「総力戦」となり、国家が人材、資源、企業、インフラ、情報、一次産品、輸入等々をコントロールしなければ、戦えない。
日本の場合は、常に「資源」「一次産品」がボトルネック(制約条件)で、
「戦争に必要な資源を手に入れるために戦争を「推進」する」
という構造にならざるを得ない。
大東亜戦争の前半(日米英開戦前)について語ると長くなるので、この辺にしておきますが、日本国は現在も輸入の過半を「食料」「鉱物性燃料」「工業用原料」の三つが占めています。
【2021年 日本の財別輸入シェア】
http://mtdata.jp/data_79.html#zaibetsuyunyuu
どれだけ優秀な戦闘機を持っていても、鉱物性燃料が無ければ動かない。
どれだけ優秀な兵器を製造する能力があったとしても、工業用原料が無ければ生産できない。メンテナンスもできない。
どれだけ優秀な兵士が揃っていたとしても、食べ物が無ければ戦えない。
戦闘の前線で「戦う」形で提供される「安全保障サービス」を成立させるためには、「資源」「一次産品」が必要な量、必要なタイミングで届けられる流通が成立していなければならない。
記事タイトル: 日本の防衛力は「数週間」持つのか?
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