特に、二十一世紀に入って以降、各国の「移民問題」を引き起こしたのは、二つのユートピアニズム(こうあるべきだ論)です。すなわち、グローバリズムとリベラリズム。
グローバリズムは、
「とにかく、安く奴隷的に働く労働者が欲しい」
という経営者が中心であり、リベラリズムは、
「不法移民や不法滞在者にも優しいなんて、ああ、私は何て美しいの・・・・」
という「アレ」な連中によって支配されています。
元々は、利益中心主義、株主中心主義により「労奴」を欲する経営者たちが移民受入を推進したのですが、そんなことを表立って言えないので、リベラリズムがサポートしたわけです。
「外国人にだって人権はある~。多文化共生は素晴らしいのよ~。移民を嫌がるなんて、あんたレイシストね~」
うるせえっ! 外国人に人権があることくらい、分かっとるわっ!
とはいえ、人権とはあくまで「権利」です。権利とは、神様が我々に自然権として与えてくれたものではない。というか、神様って、どこの神様だ?
権利とは、共同体が構成員に認めているからこそ、成立しているに過ぎないのですよ。日本国民の権利を保障するのは、日本国です。当然、外国人の権利を保障するのは、彼ら、彼女らが帰属する共同体(多くは国家)です。
日本国は多くの国々と「協定」を結び、
「あなたの国にいる自国民の権利を侵害しないでね。人権を守ってね」
と互いにやっています。(別に日本に限りませんが)だからこそ、外国人の人権も、日本国内においてそれなりに認められているに過ぎません。
元来、人間に「基本的人権」があるとしたら、それを守るべき義務は「母国」にあり、「他国」にはないのです。
というわけで、例えばアメリカには「アメリカ国民」以外の人権を最大限に擁護する義務は全くありませんが、そこを乗り越えてくるのがリベラリストというわけですね。
「あなたね、彼らも同じ人間なのよ。彼らの人権を守るのは、私たちの義務よ」
と、自分は安全で無関係な高みから説教くさく主張してくる。「うるせえっ!」となっても、仕方がないでしょ。
というか、そんなに不法移民が好きなら、お前の家で引き取ってくれよ。と、誰もが思います。実際、2022年9月15日には、カマラ・ハリス副大統領の公邸近くに、移民を乗せたバス二台が、テキサス州から送り込まれました。
そりゃ、そうしたくもなるよね。
――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 極右
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