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テーマ:頼むよ日本政府!(939)
カテゴリ:政治経済
3月11日。 十四年前のあの日、東日本大震災が発生。
我々は(特に東日本の日本人は)「非常事態」というものを、改めて知ることになった。
東日本大震災の際には、地元の土木・建設業が現場に入り、警察・消防が入り、自衛隊が派遣され、全国から運送業の方々が物資を運び込んだ。道路は寸断されていたため、櫛の歯作戦により、何とか現地までの輸送ルートを確保した。
もう、同じことはできないでしょう。
東日本大震災の際に、福島第一原発が、 「非常用発電機が地下にあり、水没した」 ために事故を起こしましたが、菅直人が全国の原発を停止し、その後、各電力会社は耐震化、津波対策の大々的な工事を行いました(各社数千億円規模)。
それを取材して回ったわけですが、浜岡原発で大々的な耐震化工事が行われており、その時に、現場の方に、 「もはや、我が社(※ゼネコン)には、これほど大規模なプロジェクトを仕切れる者はいない」 と、言われて、びっくり仰天して、 「じゃあ、どうやってやっているの?」 と、聞いたら、 「引退した先輩を呼び戻しました」 と返されて、これは、ヤバい、と思った。
政府がデフレ(総需要不足)を放置していたため、供給能力がどんどん毀損していく。やがて、我が国は、 「自分の国の人材、企業、技術では、橋を架けられない。高層ビルを建てらない国」 すなわt、発展途上国に落ちぶれると警鐘を鳴らしてきたわけですが、もはやなった。日本はデフレ放置、及び政府の愚策(減反、公共投資削減等)により、自国では需要を満たせない発展途上国に落ちぶれた。
皮肉な話ですが、供給能力が毀損した結果、インフレギャップ化した。総需要が供給能力を上回った。ではなく、供給能力が総需要を下回った。サプライロス型インフレ。デフレ脱却した。 ――――――――――――――――――続く―――――――――――――――――― 記事タイトル: 政治を舐めたツケを払っている ============================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.03.12 06:35:17
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