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テーマ:頼むよ日本政府!(949)
カテゴリ:政治経済
緊縮財政が国民を困窮させ、インフラを劣化させ、国防力を相対的に弱体化させ、国家の安全保障が危うくなる。結果、緊縮から「国債発行」を伴う積極財政に転換。もちろん、日本ではなく、ドイツの話です。
『ドイツで防衛強化の改憲成立 巨額財源を確保(時事通信) - Yahoo!ニュース ドイツのシュタインマイヤー大統領は22日、国防やインフラ投資に振り向ける巨額財源を確保する基本法(憲法に相当)改正案に署名し、改正が成立した。 ドイツは、対ロシア防衛の強化やウクライナ支援の拡充、経済再建を急ぐ考え。改正案は今月、上下両院を通過していた。(後略)』
基本法が改正されたことで、ドイツは国防費の対GDP比1%を超える部分について「無制限」に国債を発行することが可能になります。インフラのメンテナンスについて、5千億ユーロ(約80兆円)の特別基金を創設。
今後十年間で、国防やインフラ整備に充てる追加的支出は1兆ユーロ(約150兆円)に及びます。
ゴールドマン・サックスによると、ドイツの財政赤字対GDP比は、2024年の約2%から、27年には最大4.5%まで上昇すると予測するとのこと。過去半世紀でこの水準を超えたのは、オイルショック後の1975年と、旧東独地域への経済支援に資金を回した東西ドイツ統一後の1995のみです。
日本でいえば、財政赤字27兆円。ん・・・? 普通じゃね?
という感想ですね。逆に言えば、これまでのドイツは本当にガチガチの緊縮だったわけです。
ともあれ、ドイツは積極財政に舵を切り、 「国防」 「インフラ投資」 のために(ドイツにしては)巨額の予算を政府が使う。 ――――――――――――――――――続く―――――――――――――――――― 記事タイトル: ドイツでは~っ!!! ============================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.03.24 06:27:57
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