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テーマ:頼むよ日本政府!(995)
カテゴリ:政治経済
社会保障給付の財源は、保険料と「公費」です。(あと、GPIFの運用益が少し)
政府自らそのように説明しています。
まあ、国債です。なぜ「まあ」とつけたかと言えば、 1. 国債で社会保障給付を行う 2. 徴税の時期が来たので、国民から税収を徴収し、一部を社会保障給付用に発行した国債の償還に充てる といったオペレーションが可能であるためです。
というか、そもそも政府は、 「これは社会保障給付用の国債発行」 「これは違う目的の国債発行」 などと区別していないでしょう。意味がないから。国債発行も、日銀当座預金も、徴税分の貨幣(これも日銀当座預金)も、バサッとまとまっているわけですよ。
我々が、銀行預金口座を一つ持っていたとして、 「この預金は、生活費用」 「この預金は、遊興費用」 などと区別しないのと同じです。
本気で「○○のため」のおカネを区別しておきたいならば、銀行口座を分ける必要がある(当たり前ですが)。まさに、それが特別会計なのです。
というわけで、「消費税は社会保障の財源」と主張するならば、消費税を特別会計に移し、厚生労働省の所管にすればいい。もちろん、そんなことはしていないため、実際には「消費税は社会保障のために使われている」と、神様でも証明することが不可能なのです。 -------------------------------------------続く ---------------------------------------- 記事タイトル: 消費税は社会保障の財源ではない ============================ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.05.15 06:19:41
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