ぽるとがる日記

2010/07/15(木)02:05

ポルトガルファッション業界も不況。

ポルトガル事情(149)

昨日の靴の日記で思い出した。 ちょっと前に、バーゲンの下見で、我が家から一番近いショッピングセンターに行った時の事。 お気に入りの靴屋があったのだけど、お店の名前が変わってしまっていたの。 えええーーーーーっ!ショック! 気に入っていた店はAerosolesと言う店。 ホーメページはこちら。 アメリカの会社らしいけど、ポルトガルに工場がありそこで製造されたものをポル国内で販売していたようなので、ここに住んでいる私達に取っては国産の靴。 何処かで「空気を履いているような履き心地」「疲れ知らず」などと言うコメントを見たけど、本当に履きやすくて、私もアンソニーも何足か持っている。 母もポルトガル土産と言う事で、ここの靴を買って行った。 「履きやすいよー」とコメントをもらったので、その後もプレゼントした位、我が家でもお世話になっていたのに。。。 もっと買っておけばよかったーーーー。涙 そう思って、店の中を覗くと、この前まで陳列されていた靴とデザインは何ら分かりがない。 同じ靴じゃん! でも店のロゴが違っている。 はて? 店内に入って店員さんに思い切って聞いてみたところ、、、 「Aerosolesポルトガル工場が閉鎖されたけど、残った人達で工場を存続させて、別の会社を立ち上げた。」と言う話だった。 そう言えば、去年だったか、Aerosolesポルトガル工場が閉鎖というニュースをやっていたのを思い出した。 こんな流れになっていたのかー。 靴はこの前まで売っていたデザインと同じだけど、底部分の会社のロゴが変わっている。 箱も変わった。 新しい名前はMOVE ONとか言うそうだ。 クオリティーは変わらないみたいだな。 リスボンには、まだAerosolesの店が存在するけど、そこで売るのは中国製とかの靴になるとか。 ふううーーーん。 不況なんだな、大変なんですね。 それでも、残った人で頑張っているこの会社を応援したいと思った。 「よし!バーゲンで買おう!」 応援するならバーゲンじゃダメかな? その後、同じショッピングセンター内のZARAに行った所、紳士服の売り場がごっそり無くなっていた。 その敷地は仕切られて、すでに別の洋服屋が入っていた! うわー、不況なんだわ。 まあ、リスボン市内じゃないし、この田舎ではZARAで紳士服の需要はあまり無いよねえ。。。 不況の波をひしひし感じつつ、寂しく帰路についたのだった。。。

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