|
テーマ:中学生ママの日記(17700)
カテゴリ:教育・共育
一週間の移行期間を終え、昨日から、完全冬服。
暑がりのぱた吉には、 この季節、つらいガクラン生活。 小学校の時は、 11月中旬まで半袖半ズボンで学校行ってたので・・・。 夏服の間は、 校章と組章と委員章(入学から4期連続図書委員)の みっつのバッジを 『ホルダー』と呼ばれるフェルトで作られたものにつけて、 それを、カッターの胸ポケットに安全ピンでつけるのが規則。 女子は、一年中、そのホルダーを胸につけているのだけど、 男子は、ガクランになると、 襟にみっつの章を決められた場所に付け直さないといけない。 一般的には『ホルダー』と呼ばれているが、 なぜか、我が家では『ハッチ』と呼んでいる。 変な呼び名のほうが、なんでも定着する我が家なのである。 さて、土曜日の夜。 カッターシャツに縫い付けてある名札をはずして、 ガクランに縫い付けてながら、 『ばあちゃんの見舞いに行く』話をしていたけれども、 話がまとまらず、いつもの罵声の飛ばしあいになった。 手に持っていたガクランをぱた吉に投げつけ、 冬服の用意をしてやっていたけれども、あとはもう、自分でしやがれ!! そういって『ハッチ』も、投げつけてやった。 そして、次の朝。 ソファーの上に、ガクランはあるけど、ハッチは見えない。 襟にひとつも章はついていない。 ぱた吉が起きてきて、 『ハッチ』どこ?・・・と聞くも、 昨日つけようと思ったら、なかった・・・そうだ。 確かに、私は『ハッチ』を投げつけたはず。 それから、時間の限り『ハッチ』を探した。 テレビの下、冷蔵庫の下。 普段、手の届かないところまで探しに探した。 ソファーが怪しいので、 クッションの隙間から手を入れて探したが、 埒があかないので、ソファーの上下をさかさまにして、 下に張ってある布をはさみで切って、 ぱた吉も、ホコリまみれになって、探したが、 『ハッチ』はどこに行ってしまったのか、 結局姿をあらわさなかった。 切り裂かれたソファーの布をチクチク縫いながら、 もう、流石に、購買で買うしかないよ。 みなしご『ハッチ』だよ。 ぱた子が、ハッチは最後にはお母さんに会えたの? と、臨場感を演出。 うん、うん、会えたよ。 感動だね~。 でも、校章と組章と委員章・・・無駄な支出だね~。 お母さんは悲しいよ。 そして、翌日。 購買でぱた吉は、意外な光景を見ることに。 お母さん、 校章も組章も委員章も、多分、ひとつにつき20個くらい 在庫があったよ~。 けっこう、人が、買いに来るってことでしょ~。 えー!!そうなの? もったいないな~。 信じられない。 今日もどこかで、みなしごになっている『ハッチ』がいるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教育・共育] カテゴリの最新記事
|