BARで描く絵日記

　昨日オーメンを見たあと、最初の一杯はＸＹＺにしました、世界の終わりってことで。でも一番ぴったりだったのは、実はこれでした。

　ラガブーリンのダブルマチュアードです。ボトルデザインといい、味わいといい、まさしくゴシックホラーではないでしょうか。

　オーメンはときどきビクッとはさせられたけど、昔の怖さはなかったです。展開が速すぎるのかもしれません。昔のものは、ぎりぎりまで弓を引き絞るような緊張感がありました。

　今じゃあ、ダヴィンチ・コードの影響もあってオカルトもオカルトじゃなくなってしまっているし、昔のオカルトを懐かしむための作品になってしまったような気がします。僕にとってはね。

　ずっと解決できなかった難問でも、解答を見てしまえば、なんだこんなもんかと思う、そんな感じに近いでしょうか。

　楽しめたけど、なぜか寂しくもあり、なぜかほっとします。

　自分の中にある
　1000の青春のうち
　1つの青春が終わり
　思い出を酒が洗い流していく

　ちょっとかっこつけ過ぎでしょうか。

　上映終了する前にダヴィンチ・コードもみなくちゃいけません。ポイントが貯まって１回無料券もらっちゃったし。