BARで描く絵日記

2007/04/20(金)21:51

今年もパネ・エ・ヴィーノで

まいうーなお食事(50)

 毎年4月には横浜で学会があります。で、夜は毎年先輩や友人たちと「パネ・エ・ヴィーノ」に行くのが恒例行事となってきました。みなとみらい線の馬車道駅から歩いて数分、本格的なのに堅苦しくないイタリアンレストランで、けっこう人気の店らしいですよ。「パネ・エ・ヴィーノ」は「パンとワイン」という意味だそうです。 去年と同じフェラーリのスパークリングで乾杯のあと、オードブルにイタリアのシャルドネをあわせます。南国風な味わいで、シャルドネの七変化に感心しました。 次のパスタは桜海老です。    ファルケンシュタインというドイツ風な名前のイタリアワイン。ドイツ国境に近い場所らしいです。ピノ・ノワールですが、若いというか、とってもタンニンとベリー。インパクトありましたが複雑さに乏しいかな。 肉料理は5種類くらいから選択するのですが、僕は黒毛和牛のグリルにしてみました。    ワインはシチリアのネロダーヴォラ。赤なのにオレンジみたいな風味があり、酸も甘味もしっかりしていていかにもシチリアって感じのヴィヴィッドなワインでした。肉はバーベキュー的な野趣あふるる味で、マリアージュ的には良い相性ではなかったかもしれませんが、とても楽しめました。 アラカルトを追加し、食後にはグラッパ数種を味わいました。やっぱり仲間と盛り上がるにはグラッパがいいね。 ソムリエさん、こんな遊びもしてくれました。    カフェ・ド・グラッパ・ロワイヤルとでも呼ぶんでしょうか?エスプレッソに青い炎を沈めます。 ここのソムリエさんは、一見きまじめ風ですが実は気さくで楽しい方です。急いで彩色した彼の姿を一枚置いてきました。ちょっと照れ臭いですが、酔った勢い。 実はこのメンバーとは、年に一回露天風呂ツアーに行きます。もう15年以上続いている行事です。6月の秘湯での再会を約束して、横浜をあとにしました。 来年はどんなパネ・エ・ヴィーノが味わえるでしょうか。ソムリエさんにまた会えるのも楽しみです。

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