BARで描く絵日記

2009/05/05(火)01:29

かろうじてバランス

メルトダウン(94)

 何年ぶりかの友人たちと会い、話し、おちゃらけ、飲み、笑い、でもそこに死んだ友人が居ないことに時々気づき、楽しさが高まるほどに悲しさが深まる。 自分は、いつ死んでも悔いはないと思っている。 できればそのぎりぎりまで酒を飲んでいたいと思う。それは無理からぬことだな。 死んだ友人のために注がれたグラスは、無駄なものでしかない。誰かが飲むのか、下水に捨てられるのか。そんなことはどっちでもよい。もう死んでいるのだから。 今夜はほんと、楽しかったな。 楽しければ楽しいほど、寂しさも募るけど、ほんのちょっとだけ、楽しさが上回っている夜だった、と思うのは気のせいだろうか。 脳細胞がどんどん死んでいく。

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