アンロック
今日はコメントをくれた方々やそのお気に入りリンクなどをいろいろ訪ねてみました。ブログ初心者の僕は、「あー、まさしくこうやってどんどんリンクがつながっていくんだ」と新鮮な感動をおぼえ、「やっぱりみんな酒好きなんだなあ」と安心もしました。ついでに「家に帰ってくるなりずーっとパソコンに向かってるんじゃなくて、少しは家族とも会話しろよ、おいっ」という妻の無言の視線も、背中にぐさぐさ感じました。 妻と一緒にBARに行くことはめったにありません。別に一緒に行きたくないとか、一緒に行くのは困るとか思ってるわけじゃないけど(言い訳がましい?)。彼女は居酒屋好きなんです。「居酒屋を馬鹿にするな」とか「変な薬臭いカクテルとか煙臭いウィスキーなんかに高い金出さなくても、居酒屋に行けば安くてうまい酒がたくさんあるよ」とか言われる。いやいや、居酒屋を馬鹿にしてなんていないけど、居酒屋のあとにはやっぱりBARに行きたくなるんだよなあ。そして昔は嫌いだったあのシャルトリューズとかベルモットとかアイラモルトとかのにおいが、今じゃたまらなく気持ちいいんだよなあ... ジン&ビターズなんて、「納豆とネギ」「刺身とわさび」「そばと大根おろし(自分はネギよりおろし派)」と同様、生まれながらに宿命の二人だって気がする。いつものBARで会うS氏はアンゴスチュラビターズ数十ダッシュをロックで飲む。通称アンロック。これを飲むと翌朝も体中からアンゴスチュラの香が漂っていて、飲んでいるときより次の日の二日酔いが楽しみになるという倒錯的な一杯だ。絵の左下の「ほんのり」はその時一緒だったMさんが書いてくれたもの。ブログの連鎖って、BARで広がる友達の輪とすごく似てるよね。