カテゴリ:劇団・うわの空
とりあえず、ようやく本公演の感想を書きたいと思います。
テレビやDVDが出るまで…っていう方はこの日記は読まないで下さい。(と書きつつ、それに該当する人ってほとんどいないかもしれませんが、でも念のため) 今回は出演者が50人を超えるってことで、初めは「本当に芝居が成り立つのか?」ってある種不安がありました。成り立ったとしても、果たして出演者の殆どの役とか話の内容がきちんと自分で整理出来るのか、芝居を観るまでは本当に不安でした。 ここが抜けて面白いっていうのは、お笑いライブならありかもしれませんが、今回は本公演なので自分としても先入観は持たずに観に行きました。 今回の特徴は、次から次の話の中が短く変わっていく点、そして今までの舞台とは違って箱だけを使っていろいろな見せ方をした点じゃないかと思います。 実は話が短く終わって、次の別な話へと行くと、意外と話の内容っていくつになっても覚えているものなのです。これを1つの話を長くして展開を変えていくと、複線を張った内容が覚えきれなくなるので、なるほどなと思いました。 最後はやはり悲しくなってしまいました。生き残った大介はみんなの思いを背負って生きていかないといけない訳ですから。途中から、「ひょっとして…」とは思いましたが、やはり思いですね。 出演者もあれだけ多くいた割には、ほとんどの出演者の演技が埋もれることなく覚え切れたのには安心しました。郵便局員の相川さん、いいなぁって思いましたよ(笑) 経塚祐弘さんと高橋珍年さんは、昨年の秋公演でも出ていたと思います。珍年さんは今回もある意味自虐的ギャグというか体格的な特徴を使った役だったなって思いました。また秋公演でも観たい役者さんです。 永澤菜教さんは、お笑いライブの「なおぐり」のときの突っ込みの感じを思い出しました。やはりもんじゃ屋のおかみさん役はハマリ役でしたけど、高校生相手に突っ込むには若いかなぁ。おばちゃんじゃないよ(笑) みずしなさん(今回は敢えてみずしなさんって呼びます)は背中で演技するようになったかって思いました。めだかさんのギャグはまだまだかなぁとは思いましたけど。お笑いライブのときのみずしなさんの相方のくぼたさんが一緒なら、どこかで単発ギャグをやって欲しかったなって思いましたけど…。 おぐりさんは相変わらず突っ込みもボケもうまいです。 えりちゃんは演技の表情が豊かになってきたなって思います。 コバーンさん、しまさん、なおみさんは安心して演技が見れます。特になおみさんは声のトーンでうまく使い分けて演じられるのが強いですよね。 習志野で再演するそうですけど、また出演者が少なくなる分、違った芝居になるのか、いやそうじゃないのか、その辺りは楽しみですね。 (←お気軽にどうぞ。コメントも送れます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.08 22:26:35
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