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4/27 気管食道ろう

外科の先生から4/27の手術の説明を聞いてきました。

今の菜桜の食道の状態は、上からは結構長く伸びていたのですが
下は胃から出てる部分が短くて菜桜の背骨の4つ半離れていました。

これを無理につなげる事は出来るのは3つ半。

残念ながら一度につなげる事は出来ませんでした。

そうなると方法は、

1.大腸を使う
2.小腸を使う
3.胃の一部分を切除して食道として使う
4.胃を持ち上げて上の食道につなげる
5.食道延長術

日本ではこの5つの方法を使ってやるのがほとんどだそうです。

どれも一長一短があるらしく先生は「選ぶのは両親ですが・・・・」
そう言ってました。
そうは言っても説明だけでわかるものでもなく
やっぱり先生にお任せするしかないのが現実です。
菜桜にとって一番いい方法を。

菜桜は、5の食道延長術でいくそうです。
その為に、食道を胸から出す手術をします。

首の横から切って、食道をたどって食道の最先端を探してくる。
ただ、その食道が例えば気管にくっついている場合もあるし、
言語の神経が(見えないらしい)あるのでそれを回避しながら
少しずつやるそうです。

食道閉鎖で1度でつなげる手術の場合は
上の食道が長い事はとてもいいのですが、
この手術の場合は、長い分たどっていく距離が長いという事で
とても大変な手術になるようです。

今まで先生は2例のこの手術を行ったらしいのですが
一番大変な手術になりそうとだと言ってました。
手術時間は約3時間。

しかし、中々先に進めなく先端を見つけるには困難の場合
無理はできません。
その場合は、菜桜の食道の先辺りを目安に横からあけて
肋骨をどかし、肺をどかして見つけるようにするようです。
そうなると、手術時間はプラス3時間。
合計が6時間に及ぶようです。
最後の食道をつなげる手術の為にこれは避けたいらしいけれど
やむ終えない場合は切りますと言ってました。

私自身1度の手術で終わるようにそう思ってます。

この手術が無事終わって口から摂取できるようになって
落ち着いたら(だいたい3週間ちょっと)退院になるようです。

その後は、1年半くらい目安に2~3回食道を伸ばす手術をしていき
つなげられる長さになった時に最後の手術をしていくそうです。

2004年4月22日



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