2006J2第20節 神戸×柏 結果
第20節 ホーム(神戸ウイングスタジアム) 神戸1-1柏仕事を終えてスタに行ってきました。開始35分過ぎまでは両チームが激しいボールの奪い合いを繰り広げ、攻守の切替が速い展開の中で、前節は休みだった柏優位で試合は進みます。最近は神戸が圧倒的にボールを支配する状況が多かっただけに、これまでの相手とは違い、やはり個人の(特に外国人の)スキルの高さを感じました。しかし、この日初起用のドゥンビアは周りと噛み合っていない様子でしたし、リカルジーニョもいない中では、ディエゴをきっちりマークするという対応しやすい状況ではありました。神戸も落ち着きを取り戻した後は、セットプレーを機に盛り返し、逆に相手ゴールを脅かす状況を作りましたがゴールを割ることは出来ず、心理的には優位に立って、後半を迎えます。後半も押し気味に進めますが、あと少しでフィニッシュが決まりません。点を取りに行こうと、小森田をホルヴィに代えた直後、荻のゴールキックが相手FWに当たってピンチと思いきや、このボールが神戸側に収まり、アツからDFの裏へ抜け出したカンジョへロングパスが通ります。相手DF2人に寄せられながらも、カンジョがキーパーを良く見ながら落ち着いて決めて先制。その後も相手が攻勢に出た所をカウンターでチャンスを作るなど、ゲームは完全に神戸が支配します。しかし、残り10分というところでセットプレーから岡山に決められ、同点。相手の流れからの攻めは完全に封じていただけにもったいない失点。残り時間が少なくなってから少し余裕が無く、ボールを落ち着かせられなくなったのが悔やまれます。その後もチャンスはありましたが、結局1-1で引き分け。勝ち点2を逃しましたが、神戸はいいサッカーをしていました。方向性に間違いは無いですし、これを続けていけばいいでしょう。この日は上位対決だけあって、緊迫したいい試合でしたが、あれだけしかいない観客、あのレベルの審判が主審だったのが、少し残念ですね。次はアウェイで水戸戦。ここを落とさないことがもっと重要になります。