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ぱんくの爬虫類飼育記録

ぱんくの爬虫類飼育記録

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2021.06.13
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カテゴリ:ニシアフ
とりあえず飼育方法を記録しとこうと思いました。

どうも、ぱんくです。

前回のブログでニシアフの繁殖について書いたので、じゃあ次はベビーの様子について・・・と思いましたが、そもそもニシアフの飼育方法について書いてないので、先にそっちを書こうと思います。はい。

①名前

基礎的な情報として、ニシアフの正式な名前と、どこに生息しているのかを抑えときます。名前、特に英名と学名は海外の情報を集める時にめちゃくちゃ便利なので絶対抑えるべきポイントですよね。

和名:ニシアフリカトカゲモドキ
英名:African fat-tailed gecko
学名:emitheconyx caudicinctus
生息地:セネガルからカメルーンにかけてのアフリカ大陸中西部(西アフリカ)沿岸に分布。
(wikiより)

②生息地

飼育方法を考える上で外せないのが、野生個体はどこに住んでいるのか、です。

資料を見るとセネガルからカメルーンにかけて生息してるとあるけど、ちょっと待てよ。めちゃくちゃ広いぞ生息地!!っていうのが最初の感想。
日本によく入ってくるワイルド個体はトーゴ産が多い(気がする)ので、位置的にトーゴはざっくり中間地点だし間違っているわけではなさそう。

生息地の気温ですが、グーグルで気候を調べると・・・

セネガル(ダカール)
最高気温:26〜32度
最低気温:18〜26度

カメルーン
最高気温:26〜29度
最低気温:19〜20度
今は便利なもんでYoutubeでワイルドの動画も見れたりするんですね。
ちなみに完全に英語ですが設定で字幕だして、翻訳かけると結構いい感じで情報吸い出せるのでおすすめです。

Fat-Tailed Gecko: Zilla Beyond the Glass
※クリックするとページに飛ぶよ!!

③温度と湿度

動画による現地での温度と湿度は・・・

日光浴温度:89.6°F(88-92°F)→摂氏32度位
周囲温度:78.1°F(76-84°F)→摂氏25度位
UVI:0.0
湿度:43.8%(40-60%)​

上記より温度は25〜32度が適切かなと思われます。
ただ湿度については、全体40%でいいけど、部分的に高湿度の場所を作ったほうがいいと思います。

理由として、日中彼らは当然隠れているわけですが、じゃあどこに?ってなると岩場の隙間などに潜ってるはずなんですよね。
ニシアフを飼育して、なおかつ部屋を散歩させている人ならわかると思いますが、彼らは下へ潜るような動きをします。歩く時はお腹を擦って歩くし、壁があればなるべく壁に沿って歩くし、隙間があればそこに潜り込みます。それこそ人の股の間や、洗濯物の中とかね。(そこが可愛い)

この様子から穴に潜る習性があると推測できる(トカゲ全般に言える気もする…)ので、シェルターは当然そこに準じた環境に整えたいですよね。

以前​リッジテールモニターの生息地についての動画​で見たのですが、乾燥地帯(湿度20%以下)であっても巣穴(リッジは岩と地面の間に穴を掘って隠れる)の中は湿度90%もあるんですよね。だから全体の湿度は40%、部分的に90%必要かなと。

④飼育環境

で長々と書きまくった結果により考えられる飼育環境は下記の通りです。

温度:25〜32度
湿度:40%以上、部分的に90%

多分、分かる人には分かると思うんですけど、これって・・・

レオパと一緒

なんですよね。

レオパの飼育方法って、

「温度27度で、加温の為に部分的にパネヒをつける。脱皮用に高湿度の場所が必要なのでウエットシェルターを置く。」



つまり一緒。強いて云うなら温度と湿度を気持ち高めにするくらいなんですよね。

なんだよ一緒かよって思う方いると思いますけど、根拠がある同じと根拠のない同じは全然違いますのであしからず。

ちなみに床材は誤飲を避けるならキッチンペーパーですが、問題ないサイズになったなら赤玉でもデザートソイルでもでもなんでもいいと思います。現地の映像見る限りだとソイル系が良さそうですけどね。

⑤餌について

餌は昆虫ですね。我が家ではイエコをメインにあげていて、ヤングまでは毎日、アダルトの今は週1か2回ですね。
当然カルシウムを添加していてます。我が家では他にバードミネラルの粉末をまぶしてミネラルの補充してみたり、レプラーぜかけて腸内環境整えたりしてますね。もちろん毎回ではなく、時々ですが。
あとは月イチでピンマ(当然食べれるサイズになったら)もあげていますが、これはお守りみたいなもんですね。(栄養補給の)

⑥最後に

結果として「飼育方法はレオパと一緒」に落ち着きましたが、それはあくまで最低限と考えてます。だってレオパとニシアフって全然違うんですから。

流木を置いた場合、レオパは高いところに登っていきますが、ニシアフは流木の下に潜ります。
レオパは地上に糞をするけど、ニシアフはわざわざ高いところ(流木の上)で糞をしたりします。
レオパは高いところに行くときも低いところに行くときもスイスイ進んでいくけど、ニシアフはおっかなびっくりで、後ろに歩くこともしばしば。

思いつくことをザッと書くだけでも、まさに正反対って感じなので、ビバリウム組むなら、そこを加味すると面白いですよね。(個人的にレオパはキツネ、ニシアフはタヌキのイメージあります。色も似てるし)

なお色々と書きましたが、上記はあくまで一飼育者である私ぱんくが調べて、実際に飼育してみて勝手にそうじゃない?と書きなぐった情報です。(もちろん根拠はあるけど)
飼育方法に迷った時やトラブルの際は、迷わずショップスタッフさんやブリーダーさん、獣医さんに相談してくださいね。経験値も知識も段違いですから。

では





ニシアフリカトカゲモドキの教科書 (飼育の教科書シリーズ)





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最終更新日  2021.06.13 08:35:14
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