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ぱんくの爬虫類飼育記録

ぱんくの爬虫類飼育記録

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2022.10.01
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カテゴリ:爬虫類

小耳にはさんだんですが、ハイナントカゲモドキをブラックナイト(レオパ)の代わりに、ないし本当にブラックナイトだと思って飼ってる人がいるってマ?


嘘だと言ってよバーニィ!!


ということで今回はハイナントカゲモドキ及びその飼育について記載いたします。

例の如く、私ぱんくの個人的な飼育方法になるので、あくまでも参考としてお読みいただければ幸いです。

ではイカよろしくー


ハイナントカゲモドキとは


ゴニウロには苔が似合う・・・苔、枯れてるけど。

学名:Goniurosaurus hainanensis
英名:Chinese Cave Gecko/Hainan Leopard Gecko
和名:ハイナントカゲモドキ
全長:15~18cm

ハイナントカゲモドキはキョクトウトカゲモドキ属に属するヤモリです。このキョクトウトカゲモドキ属は沖縄から中国南部・ベトナムに生息し、いわゆるゴニウロと呼ばれている種類になります。​


この種の多くは熱帯雨林に生息し、洞穴などに生息していることからCAVE(洞窟)GECKOと呼ばれており、今回取り上げるハイナントカゲモドキは中国の海南(ハイナン)島に生息することからChinese Cave Geckoと呼ばれています。※日本のクロイワトカゲモドキはJapanese Cave Geckoと呼ばれる。


ヤモリ大図鑑 トカゲモドキ編 分類や種別解説ほか生態・関連法律・飼育・繁殖を解説 (ディスカバリー生き物・再発見) [ 中井 穂瑞領 ]

見た目は「闇属性持ちやろっ」という感じの厨二病を体現したようなグッドルッキング。(たまんねぇ・・・)

性格は恐ろしいくらいの陰気で昼間は全くでない。というか夜でも周囲が明るいと全く出てこない。(勘弁してぇ・・・)

そんな陰気でグッドルッキングなナイスなヤモリ、それがハイナントカゲモドキです。

これはあれよ、陰キャで普段髪で顔隠してるけど髪あげたらイケメンな奴!!


ところで色々調べて初めて知ったけど、海南レオパって一部では呼ばれてるのねー。レオパだっていうのも微妙に本当・・・なのか???



これは無理やり腕に乗せてます。通常こんなことはありえない。知らんけど。

飼育環境について

毎度お馴染みですが、飼育環境を考える上では現地の情報をなるべく集めるのが肝要。

知ってると知らないでは大違いなので今回も現地の情報を載せていきます。
先ずはハイナントカゲモドキの野生下での様子を収めたものをご覧ください。

Discovering Mysteries E10: Cave Gecko

ハイナントカゲモドキの生息地である海南島は中国の最南端にある省にある島で、気候は夏季は降雨が多く、非常に暑い。冬季は比較的温暖な気候で、海南島北部は温帯気候に属し、南部は熱帯気候に属している、とwikiに載っています。中国における海南島は日本でいうところの沖縄的なポジションなので、ざっくり沖縄と考えましょう!!以下海南島の気温、カッコ内は沖縄・石垣島の気温です。

真夏  最高気温:33度(30度) 最低気温:25度(25度)
真冬  最高気温:20度(21度) 最低気温:15度(16度)

どうよ、似てるでしょ?

ちなみにこの気温なら平気やろ!!と馬鹿正直に30度台で飼育するのはお勧めできません。(というか死ぬと言われてます。死なせたことないからわからないけど。)

海南島には言ったことはありませんが、過去に石垣島の山の中を散策したことがあります。その時の経験則でいうと真夏の暑い時期であっても山の中は涼しい為、恐らく28度以下しかないと思われます。(温度計持っていったわけではないので体感で失礼)
そして夜間は暑くもないけど、寒くもない感じでした。

という情報を踏まえ、我が家では下記で飼育しています。


見るとわかるがウェットシェルター周りは湿っているが、他は乾燥気味

ケージ:SUZUKIプラケ特大フラット
温度:昼間28度、夜間23度
湿度:70%程度(ウエットシェルター内はもっと高い)
床材:ヤシガラ+バークチップ
紫外線ランプの有無:要らない・・・のか?

ケージは我が家では未来の繁殖を視野に入れてプラケ特大で飼育してますが、実際はレプボ程度の広さがあれば十分らしいです。(ショップの方曰く、ペアでも30×30で十分らしい)

温度は上記の通り、飼育部屋はエアコンで管理しているんですが、棚の一番下が大体この位の温度になってます。他のサイトみると28度超えるとヤバいって書かれてますが、うちはこれでめっちゃ元気。というか管理温度25度下回ると消化できないのか、餌全く食べなくなる。
昔はネット情報鵜呑みにして25度以下で飼育してたら全く食べなくて、ゴニウロラバーの友人に温度上げろ!って言われたのは良い思い出・・・

今思うと28度超えるとヤバいって書いてた人はケージ全体の湿度上げすぎてたんじゃね?と思う。高湿度で温度上げればそりゃ蒸れるよなぁ・・・

床材は保湿の為にヤシガラ、その上にバークチップを敷いていましたが、混ぜられてもう何が何やらw
霧吹きは大体2~3日に1回程度でべちゃべちゃにはしていない。表面は乾いているけど、底の方は若干湿ってる感じ。でもそうなってるのはウェットシェルターの周りだけで、他は結構乾いてる。ウェットシェルターさえしっかり湿らせておけば、そんなに神経質にならなくていいのではないかな?と思う。
後、僕のレイアウトの場合、生体に心地いい場所を選ばせるっていうのがあるので、隠れ場所は多めにしている。脱皮前はウェットシェルターの中だし、活動的な夜間は右側の乾いた流木の上か下にいる。でも一番よくいるのは狭いコルクの下・・・

紫外線ライトについては要らないと思ってたんですが、最近西日(ガラス越し)が当たる位置にケージの場所を移したら、調子がすごく上向いたんですよね・・・もしやカイヌシに隠れて太陽に浴びてるな!?と疑ってます。夜行性ヤモリの中にはスポットバスキングという体の一部分だけ日向ぼっこする種類もいるそうなので、これについては「?」とさせていただきます。



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そんなに湿度が欲しくないのか、狭い場所が好きなのかわからないが平たいコルクの下に隠れていた。隣には無精卵が・・・

​エサについて​

ハイナントカゲモドキは肉食性のヤモリなので主食は昆虫です。
我が家ではフタホシコオロギをメインに与えていたんですが、最近レッドローチをメインに変えています。なぜならばそちらの方が食いつきがよく、柔らかくて消化に良さそうだから・・・
現地の動画見てもローチ食べてますし、石垣島もローチパラダイスだから海南島もローチパラダイスのはず。そりゃ好きよな、ローチ。

また基本ですが、餌には必ずカルシウムをダスティングしてください。その際D3カルシウム入りの方が良いと考えます。なぜならば、うちの子が一度クル病?になったから・・・
正確にいうと脱臼?の様な症状を起こし、獣医の方曰く初めて見る症状だがクル病の一種では?と言われた為です。※その後D3入りに変えて快癒。


右後ろ脚が脱臼のような症状に。これが右足・左足問わず頻繁に起きた。

最後に

以上、ぱんく家のハイナントカゲモドキの飼育状況のご紹介でした。

初めにも書きましたが、あくまでも一飼育者の記録なので、飼育する際にはちゃんとショップの方やブリーダーの方に飼育方法を確認するようにしてくださいね。

ハイナントカゲモドキというかゴニウロ系は、とにかくビジュアルが最高のヤモリです。

秘密レプでも「全然出てこないんだけど(怒)」ってクレームくらってる位に姿を見せてくれないこの子達ですが、大概においては明るいから出てきてくれないんですよね。なので部屋を薄暗くすれば姿が見れるかも。もしく部屋の照明を赤にするとか、ですね。
赤い色は爬虫類には見えにくい色だそうで、赤色ライトならばつけてもまぶしがらずに活動をしています。我が家でもまだ慣れてない子やシャイな子の世話をする時は、赤色ランプを使ってメンテナンスしてます(毎回じゃない)。普段煌々と電気がついている時には見せてくれない姿も見せてくれるのでお勧めですよ♪
(植物用ライトは光量もあり、色も変えられるのでお勧め。)

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お迎えした当初のハイナンベビー。体色がポケモンのブラッキー。可愛い。


現在の様子。体色が変わり、バンド+ヒョウモン柄に。むちむちで可愛い。






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最終更新日  2023.01.11 16:43:30
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