2005/06/25(土)23:15
納涼企画 第2話{{{{( ▽|||)}}}}ヒェ~
出発地点から250キロ。
夜明けとともに着いた函館。
さすがにぐったりする同行の二人をよそに、
僕は当然ながら気が抜けなかった。
そりゃあ気になる。
暗闇の中、僕の視界に飛び込んできたあの影...
目的地の大学寮に着くと見慣れた顔がお出迎え。
今ではすっかり有名になってしまったラッキーピエロで
ハンバーガーを買い込み、この手の話によくあるパターン
なんだけど、やはりと言おうか、
「天気もいいしドライブに行こう!面白い所がある」
ピンときた☆それは面白い所なんかじゃないはずだ!
車中ずっとにやにやしながら道案内をする出迎えの二人。
陽もすっかり高くなり、いやに暑い日となった。
車は函館山を登り、今では記憶がおぼろげだが、途中山道に
入っていったような...
山道はスグに終わり広い野原に出た。見渡して気づいたが
そこは函館山の中腹。ジリジリと日差しが照り返し汗が滲んだ。
車をとめた目の前に洞穴らしきものが。
入り口はコンクリートで固められているが、かなり古いらしく
ほぼ「ガレキ」といった佇まい。
「ここ防空壕だったらしいよ」
ウキウキした顔で車を降りるよう急かされた...
が!
動けない!腰が抜けてる!下半身が全く動かない!!
仲間たちは僕がふざけてると思ったのか、一人また一人と
僕の手を引っ張って車から出そうとする。
「怖い」ということがない僕もさすがに焦っていた。
(こりゃマズいぞ!ただごとじゃない...)
いいからいいからと手をつかむ友人に怒号を浴びせた。
「やめろっつってんだろっ!!」
こりゃさすがに効いた☆ふだん大声を出すことのないヤツが
なにやら本気らしい...
「早く車を出せ!早く!!みんな振り返るな!」
白昼血相を変えた大学生5人組を乗せた車は猛スピードで
函館山を駆け下りていった(^。^;;
その後はややしらけたムードの中、定番の観光スポットを
回りスゴスゴと寮へ戻った。
誰も昼のことには触れなかった。僕があえてその話題には
触れまいと必死なのを汲んでくれたんだろう。
その夜は名物長谷川商店のやきとり弁当を食べ、幸い何事も
なくドロのように眠った...zzz...zz...
いま思えば一泊の強行スケジュール。
なんか悪いことしたかなぁ(ノ_-;)
もちろん話はここで終わりじゃないよ(^O^)!
翌日、出発を前にした僕(ら)一行には、とっておきの
メインイベントが控えているのでした{( ▽|||)}ゾォ~
つづく
※っていうかね、函館山の画像を探してたら...
見つけちゃったよ。。゛(ノ;▼▼)ノヒィー
僕らが行ったのは写真のとこじゃないけれどね。
http://www.hokkaidoisan.org/heritage/029.html
現在は整備されて「北海道遺産」に指定されてるらしい。