タマホームで建てる家

2006/02/13(月)10:01

タマホームの柱(集成材)

タマホームの良い点・悪い点(45)

「来年タマで建設予定さん」からの質問で、 >「タマホーム」ご存知ですか?その4の回答354で、柱を杉からヒノキに変更した場合、 >差額が1本4000円と書いてあるのを見ました。 >私はまだ検討段階で、見積もりの活動もしていませんが、できれば柱の木材を変更したいと思います。 >(重要と思う1・2階通し柱のみ) >素人の為、一般的に何本位かも解りませんし、現在でも4000円の差額か不明です。 >もし私に共感してもらえるなら、今度オプション費を聞く時に、担当さんに聞いて貰えると勉強になります。 という質問がありましたので、タマホームへ行ったついでに聞いてきました。 結論から書くと、タマホームの柱は杉ではなく、集成材を使用しているようです。 おそらく、来年タマで建設予定さんは強度を増すために杉→ヒノキに変更しようとしていると思うのですが、その場合、集成材はヒノキよりも剛性が高いため集成材→ヒノキへの変更はやらない方が良いとのことです。 ただし、集成材が嫌という人もいると思います。 昔ながらの人は集成材よりもヒノキの方が良いという人もいると思います。 シックハウスの懸念もあります。 いくら安全な接着剤を使用していても、多少は化学物質が出ているわけですし。 将来的に子どもなどが化学物質過敏症にならないとも言えませんし。 (その場合は、柱だけではなく、壁紙やキッチンなどの設備も化学物質の使用を控えなければなりません) 森田さん(営業さん)曰く、 「ヒノキの柱にこだわるなら、タマホームではなく他のヒノキにこだわっているメーカーで建てた方が良いかもしれない。」 とのことでした。 タマホームとしては、集成材を使用して強度を増すということをメリットとしているようです。 (集成材は他に乾燥、湿気などにより伸縮・反りがおこりにくいというメリットもあります(おこらないわけではない)) ただし、もしかしたら地方によって、柱が集成材ではなく杉を使用している地方もあるかもしれないとのことでした。 そういえば、彦面さんが最初の頃 「九州地方は地震が起こりにくいということもあり、集成材じゃなく杉やヒノキを使用しています。  瓦などもその地方に合ったものを使用しています。」 ということを聞いたような気がします。 その後、九州地方で大きな地震が起きたので、方針転換しているかもしれませんが。 タマホーム関連の掲示板の書き込みによると 東海地方では 「この地域はかなり地震の可能性が高いし、構造に気を使う人が多いので、1・2階通し柱には集成材を標準で使います。」 とのことで、地域によって違う可能性も高いです。 ただ、以下の様な書き込みもあり 「タマで建てた者です、杉の柱をヒノキに変更しました、坪数によりますが40坪の 2階建で30万位の追加で可能ですよ。あと、要望があれば集成材とかにも変更可能みたいです。」 「タマホームの主力商品である大安心の家は全ての柱に 4寸角の高乾燥木材(集成材)を使用しています。」 これらを見ると、最近、集成材に方針を転換した可能性も高いように思います。 集成材について私が知っている情報を書いておきます。 【人体の影響の有無について】 タマホームの集成材で使用されている接着剤は、F☆☆☆☆のもので、シックハウスの企画の中では一番安全な物です。 ただ、安全といっても、無垢材とちがい接着剤を使用しているため0ではないので、多少は気になるところです。 家族の誰かがアレルギー体質・化学物質過敏症などでシックハウスには特に気を付けたいようでしたら、やめたほうがよいかもしれません。 (アレルギーとシックハウスが関係有るのかどうかはよくわからないですが…) ただ、シックハウスにこだわるなら、柱だけではなく他の部分にもこだわらないといけません。 壁紙を貼り付けているのも接着剤ですし、それ以上にホルムアルデヒドを含むのがキッチン・カップボード・洗面台などの装備品や家具です。 (装備品・家具には現状では建物のようにシックハウスの規制がありません) なので、シックハウスにこだわるのなら、柱だけでなく他の面にも注意が必要です。 うちは今のところ家族みんな健康ですので、シックハウスについてはそこまで気にしない方向で進んでいます。 (家が出来た後、1週間ほどは換気を徹底的に行うなどの対策は取ると思います) 【耐久性について】 耐久性については集成材が一歩リードです。 無垢材の1.5倍以上の強度があるようです。 さらに、水分の含有率が低いため、反りや割れが起こりにくい(起こらないわけではない)です。 無垢材で乾燥が不十分だと、家が建って住み始めてから、扉の建て付けが悪くなったり、壁紙の角が破れてきたりという事態になります。 (木造の家は多かれ少なかれ有るそうです(集成材でも)。  住み始めて1年ぐらいたつと木が安定してくるのだそうです) ただ、1つ気になるのは接着剤の耐久度です。 メーカーとしては半永久的にOKとしていますが、まだ出てきて日が浅いため、 実績がないので確実ではないのが心配なところです。 【集成材の方が高い】 これは詳しくはないのですがいろいろな掲示板を見ていると無垢材よりも集成材のほうが値段が高いようです。 高い物が標準なら、無垢材に圧倒的なメリットがないかぎり集成材で良いかなと。 【見た目】 無垢材は10年ぐらい経過すると、油成分が出てきて木らしい風合いがでますが、集成材は出ません。 無垢材の木らしい風合いは癒し効果もあると思うので、その点では無垢材が良いかも。 ただ、その場合は、見せる柱だけを無垢材に変えるなどの対応ができそう。 Copyrights (C) 【金魚屋の息子】ぷに All Rights Riserved. 金魚すくい販売(金魚・ポイ・用具)の総本山! 金魚の本場 『大和郡山』 より 現役の金魚屋 が惜しみもなく公開する 金魚の全て!! 「金魚の飼い方」「金魚すくいの極意」「金魚質問BBS(病気など)」などなど…

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