タマホームで建てる家

2006/02/27(月)12:19

外観のデザイン(サイディングの張り分け)について考察(画像有り)

タマホームの良い点・悪い点(45)

前回の日記でも書きましたが、外観で非常に迷っています… うちは総二階に近い形なため、サイディングの張り分けが難しいんです… いや、デザイン力の有る人ならなんら問題ないのかもしれませんが、私のようにデザイン力がかなり乏しい人間にとっては超難問です… 新興住宅街を見学に行くと、すごくデザイン的な張り分けをよく目にします。 うちもスタイリッシュにならないもんかと頑張るのですが、どうにもこうにも… それから、外観を決めるに当たって、自分の中に2つの考えがあるのも問題です。 1)「どうせなら、他の人とは違った個性的な感じを」という思いと 2)「でも、あまり個性的にすると、将来飽きてくるのでは?やっぱりシンプルが一番かも…」という思いです。 プロフィールの写真を見てもらえればわかると思いますが、元々目立ちたがり屋な性格ですので、1)のように「個性的な感じを」という思いは強くあります。 ただ、それは歌でたとえると「はやりすたりのあるヒット曲」って感じで、最初のインパクトはあるけどしばらくすると飽きるのかなぁ…と。 2)だと、「クラシック」のように、ものすごいインパクトはないものの、ずっと飽きずにいられるのかなぁ… しかし、シンプルなのは性格的になぁ…といった感じです。 とりあえずは奇抜にするデザイン力もないため、シンプルなモノをマイホームデザイナーで作ってみました。 メインを白というか薄いベージュベースで、ベランダ部分のみグレー(屋根が新銀色でグレーに近いため、色のばらつきが出ないように)を入れてみました。 う~ん…どうもシンプルすぎる様な気がします… ということで、よく見かける四隅の色を変えてみます。 これだけでシンプルさが少し薄れたかな?って気がします♪ じゃあ、次は張り分けの色を変えてみたらどうなるか? またまたイメージががらっとかわりました! 色をちょっと変えるだけで、イメージがすごく変わってきますねぇ… あとは好みの問題だと思いますが、どっちが好みと言われると、迷ってしまいます… 次は、もう少し濃い感じの茶色で、屋根も茶色に。 同じ茶色系でも、またイメージが変わりますねぇ… むむむ… だんだん、自分がどんなものを求めているのかわからなくなってきた(笑) 次は、以前良いなぁ…と思った、↓この写真の外観をイメージして 作ってみたのがこれ↓ う~ん…イメージ通りにはいかないですねぇ… 難しい… その後、以前、「建築士さんとの話に大興奮!」で書いた建築士の崔本さんに会う機会があったので、ここぞとばかりにサイディングの張り分けについて聞いておきました。 上記の写真のような、コンクリートに木を貼り付けたようなビルは、素材のアンマッチを有効利用している例で、コンクリートと木材を用いることによりインパクとが出てくる。 それが、サイディングだと、見た目は違っても材質は同じなため、同じように張り分け手も、のっぺりした感じになってしまうとのことでした。 また、縦のラインの張り分けについても1つアドバイスを受けました。 サイディングが横貼りの場合、サイディング同士の上下の継ぎ目はできないが、横の継ぎ目ができるためその部分にコーティング材を使用する。 そのコーティング材の耐久年数が5年~10年ぐらいなので、そこから雨水が浸入してくる確率が出てくる。 縦のラインを入れると、そのコーティングを施す部分が増えるため、雨水の浸入する確率が上がる。 とのことでした。 簡単に図で説明すると、縦のラインが入っていない場合は、 (赤の線でしめした箇所がコーティングが入る部分) このように3カ所であるのに対し、 縦のラインが入った場合は、 このように5カ所にコーティングされることになります。 ということは、単純に考えて、雨水の浸水する確率は1.67倍になります。 もっと複雑に張り分けたら、その分、コーティング部分も増え、雨水の浸水する確率も高くなるということです。 ただ、ここから雨水の浸入する確率はちゃんとメンテナンスさえすればそこまで高くないとのことでしたので、そこまで重視することはないとのことでしたが、一応、このような考えもあるという例を示してもらったわけです。 (タマホームは10年目のメンテ時に、コーティングをもう一度施す(有料)とのことです) これが、縦貼りのサイディングの場合は、問題ないそうです。 (コーティング部分が横線になるため、雨水が浸水しにくいため) ただ、縦貼りのサイディングをやろうと思ったら、縦張り用の下地補強をしなければならないらしく、うちの場合で下地補強だけで26万円かかると言われました。 崔本さん曰く、 「建築でのミスは許されるモノではないが、どこで建ててもミスというのはどこかにあるもの。  施工がややこしい・めんどくさいということは、それだけミスのでる確率も上がってくる。  ミスは出るモノという前提で、  なら、なるべくミスの出ない様な作りにしたほうが良いと思います。」 とのこと。 たしかにその通りだと思う。 崔本さんならどう張り分けます?と聞いたところ、上記の様な考えから、ラインを入れるのではなく、面で貼り分けるとのことでした。 それのよくある例が、上下の張り分けです。 上下の張り分けをよく見るのは、そういう理由もあるようです。 上下の張り分けは少し敬遠していたのですが、この話を聞いて少し考えてみることに。 で、考えてみたのがコレ。 うん。 いままで上下張り分けは敬遠していたため、試していなかったけど、なかなか良いかも♪ ただ、これも面白いのが、上下の張り分けのバランスを変えるだけで、見た目がかなり変わってくるんだよね。 それに、上下の色でもけっこう変わってくる。 (普通は下に濃い色を持ってきたほうが重厚感が出て落ち着く) まずは上下の張り分けのバランス。 こっちはちょうど半分で貼り分けた形。 次は、張り分けラインを下にずらした場合。 私は下の方が、落ち着く感じがします。 次は、上下の色を変えた場合、 なるほど、やはり下に濃い色を持ってきたほうが落ち着くのは落ち着きますが、私は上が濃い方が好きなようです。 長々と書いてみましたが、まだ考えはまとまっていません(笑) なにかアドバイスがあれば、お願いいたします♪

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る