2006/06/05(月)17:03
公的年金と民間の生命保険の関係
以前、住宅保険(火災保険)を考えるにて、すごくためになるアドバイスをいただいた、生保・損保などの総合コンサルティング会社ライフナビの杉本さん・上田さんですが、またまた有効な情報を送ってきてもらいました♪
今後も不定期的に役に立つ情報を教えて頂けるようです♪
ほんとにありがとうございます♪
随分と久しぶりになってしまいました・・・
さて前回の結びのお約束にありました今回の表題についてお話いたします。
「公的年金と民間の生命保険の関係」
「公的年金」はいわゆる皆さんがすぐに思い浮かぶことの出来る「年金」でよろしいかと存じます。大まかに分けて
・自営業などの方が入る「国民年金」
・お勤めの方が入る「厚生年金」
に2つに分けられます(今回は公務員の方の「共済年金」や「介護年金」は割愛させて頂きます)
そしてこの2つに共通する機能ですが・・・
・老齢年金・・・老後の生活費として受け取る年金
・障害年金・・・老齢年金受取前に「障害者」として認定された場合に受け取れる
(認定条件は障害の重さによって変わる。軽度の場合は難しい)
・遺族年金・・・世帯主の死亡後に生活費の補助として支給される
になります。
ちなみにいわゆる民間保険会社の生保・損保商品を設計する場合にかかわってくるのは「遺族年金」ついで「老齢年金」でしょう。
なぜかというと、年金は正式名称は「国民年金保険」つまり国が運営している国民の基本的な「生命保険」の役割をしています。
ただ各機能はよく考えられていますが「万能」ではありません。金額的にも条件的にも不足してしまうのが現状かと・・・。
そこで「民間生命保険」の出番です。万が一の時にも老後にもチカラを発揮して「公的年金」ではまかいきれない部分を「民間生命保険」で埋めるわけです。
ですので、いわゆる「生命保険」を考える際は「公的年金」の仕組みと機能を理解することで無駄な所にお金をかけずに「必要分」に絞ることが出来ます。
ただ「老齢年金」もそうですが「遺族年金」などは「いつまで?いくらぐらい?出るのか分からない」というのが多くの方の意見でしょう。
例えば「生命保険」を加入する際や見直しする際に担当の方に計算して頂いたらいかがですか?最近では多くの保険会社のほうで計算が出来るようになってきているようです。
(もしかしたら出来ない会社もあるかもしれませんが・・・)
逆に「保険設計」する際は私に言わせれば「年金試算」した結果で不足する分を補うものですから、「年金試算」しないで「保険設計」できるの?になっちゃいます。
もしかしたら「(老齢にしても遺族にしても)いくら出るなんて断定できんだろう!!」
と怒られそうですが、別に断定しなくていいんです。現状で分かりうる目安にすればいいんです。
次回は私自身の環境をネタにしますので「遺族年金計算」からの保障の考え方の1例をご案内します。
注)私は「社会保険庁の回し者」ではありませんのでご安心下さい(笑)
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