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2007/03/03(土)22:57

「めぞん一刻」を読みたくなった。

マンガの話(2)

今日、仕事の帰りに本屋に立ち寄り、先月末発売の「鉄子の旅」第6巻を購入した。 「鉄子の旅」とは小学館発刊の月刊誌「IKKI」に連載されていたコミックだ。 日本中の全ての駅で下車したという究極の鉄道オタクである「横見浩彦」と、鉄道に興味がない冷めた漫画家「菊池直恵」と、マンガ担当者の3人が、日本全国の鉄道旅を行い、その途中の珍道中レポをノンフィクションマンガにしたものだ。結構売れているようだ。 私は全巻持っている。面白い。鉄道好きでなくても楽しめるマンガだ。むしろ鉄道オタクのことを「馬鹿みたい」と思っている女性にこそ読んでもらいたいマンガだ。 このマンガの詳しいことはコチラを。 で、今回の本題はここから。 仕事帰りの電車の中で買ったばかりの鉄子の旅を袋から取り出し、パラパラとページをめくっていたら、突然「めぞん一刻」の「音無響子さん」が目に飛び込んできた!! 「えっ、えっ、ええっ~!!」 と驚き、そのページをしっかり見ると、やはりそのタッチは高橋留美子のそれだ。 「何故?」と慌ててその章の最初のページに戻り、よくよく読んでみると、この章は「『高橋留美子の担当者』をゲストに迎えての旅」という設定だった。その縁で高橋留美子が1ページほど特別に書き下ろしていたのだ。 その章の内容はさておき、久しぶりに「響子さん」をじっくりと見てしまった。 多分、私の年代±10歳の年齢層で「めぞん一刻」を知らない方はおそらく少数派なのではないだろうか。高橋留美子の代表的作品だ。 ちょうど私が高校~大学生だったころの作品であり、大好きな作品の一つである。当然のことながらいまだに単行本全巻持っている。全て初版本だったりする。 「うる星やつら」は正直なところ、あまり読んだことがない。アニメも見てない。「犬夜叉」も同じだ。そもそもマンガの週刊誌はほとんど買ったことない。 でも「めぞん一刻」は別だ。最高である。最近は長編マンガを読み返す時間などないのだが、時折思い返したように読みたくなる。 ちなみに、他にいまだに全巻揃えていて、時々読み返したい欲求に駆られるのは大友克洋の「AKIRA」・山岸涼子「日出処の天使」・萩尾望都「メッシュ」といったところか。あ、諸星大二郎もいいなあ。 そんなわけで、ひょんなところから火がついてしまった。読むぞ!! しかし文庫本の小説なら電車内で読んでいても問題ないのだが、いい年こいた中年オヤジが電車内で「めぞん一刻」のマンガを読むわけにはいかない。という訳で、自宅で毎日少しずつ読むことにする。 でも読み始めると止まらないんだよなあ~。寝不足になるなあ~。 ということで、読むのは明日からにしよう。 みなさんも昔はまったマンガを思い出してみてはいかが?

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