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2007/09/06(木)12:22

過去の山行記 八ヶ岳編笠山(2006年10月)Part1

山の話(377)

この山に登ったのは2006年10月。 2004年GWから始めた中年単独山歩きもこの山で28回目となる。 この秋は仕事が忙しく、休みがほとんどない状態が続いていた。本来なら10・11月は紅葉の中の楽しい山歩きを満喫できるはずなのだが、そんな訳でなかなか山歩きの機会を得ることが出来なかった。前回の日光白根山から約2ヶ月ぶりの山歩きとなった。 「編笠山」は八ヶ岳の南にある標高2524mの山だ。 山歩きを始める前は、「八ヶ岳」なんてプロフェッショナルな山なのかと思っていた。ザイルやハーケン必至の山かと思っていた。 しかし山歩きを始めようと思い立ち、いろいろガイドブックなどを調べると、特別の技術が必要な山ではないことがわかった。 そこで「いつかは八ヶ岳」が私の中の目標になっていた。 中年単独山歩きを始めてから約2年経ち、いろいろな山に登った。金峰山や日光白根山など2500オーバーの山も日帰り登山で経験した。また、標高はさほどではないが、なかなか厳しい山も経験した。 そこでいよいよ満を持して八ヶ岳編笠山にチャレンジすることにした。とは言ってもまあ、八ヶ岳の中でも南端に属する山であり、楽勝で日帰りできる山である。なので割と軽い気持ちでこの山に臨んだ。 朝5時に自宅を出発し、首都高~中央高速を走らす。天気は曇り。小淵沢ICで降り「観音平」を目指す。 観音平には7時30分に到着。本来ならここからの景色は素晴らしいのだろうが、あいにく曇り空で遠望が全く利かない。時折雲の切れ目から日差しが挿すが、薄い霧までが出てくる。しかし紅葉は美しい。 そして指導標にしたがって進む。 果たして今回の山歩きはどうなのかなという思いを抱きながら、一歩一歩足を勧める。ここから頂上まで約3時間、上りっぱなしの行程だ。 Part2へ続く

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