道草みのむし三十路のみしがん―ひとり言編

2005/02/21(月)11:03

長引く風邪

雑記(71)

  金曜日は夕方起きだして仕事の準備をした。それ以外は寝てばかり。木曜日には、回復しつつあるのかと思っていたのに一向に良くなる気配がないのはどうしたことか。回復力の減退を思うたび、歳とったなぁ、と感じるのは、何も気弱になっているからではなくたぶん事実。 土曜日。通勤バスでなく、クルマで出勤する同僚に便乗してラクに登校させてもらう。とっても助かった。おかげで準備も間に合ったし。 私の場合、こういう体調のときは、急激に低血糖に陥ってしまう可能性がある。昨年の四月にも仕事から戻ったとたんに低血糖にハマッて解散場所から帰宅できなくなり、「塩入り砂糖湯」を持ってかけつけてくれた友人にレスキューされた体たらく。(この塩入り砂糖湯は、塩を入れた方が浸透圧が高くなるから、と友人がとっさに入れてくれたものだが、飲ませてもらって1時間ほども経ち落ち着いてからその不味さに気づき、恩も省みず「これ、マズイね」と言ったほど。元来理系な友人は味より実だと、「その不味さに気づくようならもうダイジョウブ」と笑っていたけれど) 症状が出ても砂糖湯さえ飲んでしばらくすればスグに回復するし、なんてことないのだが、なんせいきなり動けなくなるので周りを驚かせてしまう人騒がせで迷惑な症状。高校の時からつきあいのある症状だから、私自身はいい加減パターンも見えてきているし対処もわかっているが、その対処法をまわりに伝えるより先にネジが切れると大騒ぎになってしまって、これまでにも何度か大変申し訳ない思いをしたものだ。 そこで、今日は予防線を張って、大さじ2杯の砂糖の包みを作って持っていき、隣の教室の先生と校長先生に「すみません、万一の時は・・・」とお願いしておく。校長先生の薦めに従って生徒に「もし私が動かなくなったら、騒がずにO先生か校長先生を呼びに行ってね。」と話しておく。 『体調管理も仕事のうち』とは母の口癖であり、それができずに生徒に心配をかけるなど、ほとほと呆れたザマで、「先生無理しないでね。」「今日は座って授業してよ」と心遣いも優しい生徒達を前に申し訳ないやらなんやらで気持ちにも気合が入ったし、万一の対処を頼んであると思ったおかげで気も楽になって、7時間目の補習まで無事サバイバルできた。ただ4時間目の最後に声がガラガラになってしまい、ひどいしゃがれ声でその後3時間。生徒もさぞかし聞きづらかっただろうと思うと冷汗モノ。帰りのクルマの中でも薬が切れたのか気が抜けたのかグシュグシュ、ハックションとやり通しで、同乗していた同僚3人にうつしてなければいいが、とそれも心配。 熱は相変わらず高かったが、幸い食欲はあったので、とにかく食べて薬を飲んで7時過ぎにはベッドへもぐりこんだ。皆々さまのおかげでこの一日が終われてほっとした。

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