2009/02/02(月)22:27
高校生のための文章読本
「大人が読むともっと楽しい」
「知と感性の集積回路70」
ほー?
帯にひかれ、読んでみると、ジャンルが多岐にわたった短編集という感じ
野坂昭如の「火垂るの墓」
村上春樹の「風の歌を聴け」
小林秀雄の「人形」…
…こういう話だったのかと、気になっていた話がわかってスッキリしたり、
意外な視点や話の展開方法に感じ入ったり…
なかでも、
吉行淳之介の「蠅」
(前略)
:
胴体の下半分が青みどり色に光っている蠅が、背中一面にびっしり貼りついていた。
:
(後略)
ひょえー!?
ぎょっとしつつも、なんだか、ぷりんの“頭が痛い”って話と、似たところが無くもない…
妙に惹かれてしまったのであった
「高校生のための…」と題名についてはいるが、
帯にあるごとく、「大人が読むともっと楽しい」
ちょっと活字に飢えたときにも、おすすめの一冊だ
高校生のための文章読本
筑摩書房、1,000円
↑って、画像がないやんか!
では、ぷりん撮影の表紙をどうぞ
…って、でかっ!