平城宮跡で開催中の平城遷都1300年祭
奈良に平城京が誕生してから今年で1300年になります。平城遷都1300年祭は、記念事業として平城宮跡を中心に「はじまりの奈良、めぐる感動」をテーマに2010年の注目イベントとして実施されています。古き良き時代の奈良の歴史や文化を学ぶため平城宮跡会場へ行きました。平城遷都1300年祭の案内では「平城宮跡会場には公共交通機関で起こし下さい」となっていましたが、自宅から何度も乗り換えが必要なため、今回は自家用車で行きました。会場周辺には3箇所の指定駐車場があり、駐車場から無料シャトルバスが会場まで20分で平城宮跡会場に着きました。シャトルバスが平城宮跡会場に着くと、真っ先に目に飛び込んだのが朱雀門でした。朱雀門は平城宮の正門であり、前では外国使節の送迎を行ったり、大勢の人達が集まって歌垣などを行ったりして、正月には天皇がこの門まで出向き、新年のをすることもありました。平城宮跡に入ると広くて、深呼吸すると気持ちが良く、日ごろのストレスが解消されました。第一次大極殿は朱雀門の真北約800mに堂々とそびえていました。朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿です。エントランス広場には、食事コーナー、お土産物屋がたくさんあり、「せんとくん」の縫いぐるみもあり、今日一日はとても有意義でした。